ろー・ふぁーむ・かるぴお by pridegreen

今日のような試合を引き分けているようでは，当分カープの浮上などあり得ない。遺憾ながらそう思ってしまった。最低でもサヨナラで，普通にやって９回逃げ切りで，理想は追加点を取ってぐうの音も出ないほど締め上げて勝てたはずの試合だった。それがこのザマである。もう言葉も出ない。

祐ちゃんを先発に押し立てたことから，早めの継投というのは想定の範囲内だったのであって，確かに思ったより祐ちゃんは不出来だったが，そのこと自体を責める気はない。というか，まだ祐ちゃんはそこまでの顔じゃない。要はそれでも勝たねばならないのであるから，どこで見切るか，どう繋ぐかというのが今日の論点だったはずである。そして，それはうまくいった。恭平カイル一岡から中崎に繋ぐ形が取れたのだから，そのミッションはクリアされたはずだったのである。

それを全てぶち壊したのは，何度となく繰り返された走塁ミス。そして機能していないのが見え見えなのに緒方の宗教的確信で組まれたオーダー。思えば昨日の試合も少なくとも攻撃は機能していたとは言いがたかったのだが，サヨナラ勝ちという結果に浮かれたか，あるいはそれ以上に緒方が自らの「常識」から自由でなさ過ぎたのか，コアは動かさなかった。そして，それが今日足を引っ張る結果となってしまった。どこがかって？言いたくないよ，気分悪くなるから。でもあえて言うと，

田中，そして野間。消え失せろ。以上。

田中は昨日は２本ヒットを打ってかつ二本目が得点に絡んだことで復調の目ありやと思っていたが，やはりファンの欲目に如かずだった。野間も昨日サヨナラの走者となって得点を挙げたことから少しはと思っていたが，これも前に同じである。本当に，この二人のせいで勝てなかったと言っていい。もちろん，一番罪が重いのは，９回表に併殺打の打球を痛恨のポロリをしでかして坂本のタイムリーに繋げてしまった田中である。一対何度守りで足を引っ張れば気が済むのか。てゆーか，なんで田中の存在は聖域なのか。訳が分からない。

本来はもっと書きたいことがあるのだが，負けなかったという結果に免じてこれ以上のことは言わない。しかし，こういう試合を勝てないチームに明日はないことだけは強く付け加えておきたい。

本当はこれで締めてもいいのだが，敢えて昨日の１回裏の橘高のジャッジについて触れておきたい。結論から言えば，ルールの適用を間違えたのは橘高である。これはセーフアウトのタイミングの問題ではない。一塁を駆け抜けて塁に戻ろうとしていた菊池のファウルグラウンドにおける走路をアクシデンタルとはいえ中島が妨害していたのであるから，菊池はフェアゾーンから帰塁するしかない。もちろん菊池は二塁への進塁意思を見せていない。よって，中島のタッチでアウトを宣告してはいけなかったのである。ちなみにこれは公認野球規則の条文をそのまま当てはめたまでである。

これについて，菊池が二塁へ進塁の意思を見せたという非常に苦しい弁解をしている橘高は論外であるし，一番いけないのはこれを単なるセーフアウトのタイミングの問題にしてリプレー検証にとした持ち込もうとした福家である。よって本件について責めを負うべきは福家と橘高であって，最低でも然るべき期間の出場停止が相当である。この判定について緒方が怒ったのは当たり前であるし，もっというならば一昨日からきわどいプレイは全てジャイアンツ有利に判定されていたというモヤモヤがカープサイドに積もっていたことは理解出来る。

ただし，このプレイについてみるならば，カープサイドにほんの少しのマリーシアが足らなかったなという思いもある。菊池がいかにもあわてて戻ったような外形を見せてしまったこと，緒方がうっかり福家の「取引」に乗ってしまったことである。菊池が無理矢理にでも中島にぶつかってアピールプレイをするとか，緒方が断固としてして福家の言うことを聞かないという態度が取れればよかったのかなあという気がする。まあそれで結果が変わったかどうかは知らない。

まあ，橘高というのは昔からカープ戦には非常にカープに敵対的なジャッジをするのはもう公知の事実なのでさもありなんという気がする。しかし，今回のルール適用ミスはひどい。本当に，てめえのようなクソ審判は消えてなくなってしまえと言ってやりたい。

審判の弾劾裁判とかできないのかね。


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