ろー・ふぁーむ・かるぴお by pridegreen

思い立ってひさびさにこの標題を引っ張り出してきた。こういうときは筋のないことをぐだぐだと述べるだけになるのだが，まあお付き合い願いたい。

明日からの水道橋での３連戦。もちろんこれが今シーズンの帰趨を占う大事なシリーズになることくらい誰でも分かるだろうが，私に言わせれば明日こそ勝負である。明日は死力を尽くして勝ちに行かねばならないのである。そして三タテ厳命だ。むしろ敗北は死であると言ってよい。なぜか。

確かに今は首位とは５ゲーム差である。それ以上に，消化試合数の差が４つカープの方が多いことに注意しなければならない。要するに相手がその４試合全部勝ったと想定すれば実質７ゲーム差になるのだ。だから今のうちにゲーム差を最大限詰めておかねばならないのである。このくらい，子どもでも分かる道理である。

よって，まず明日はなにがなんでも必勝である。カープはエマイリン・モンティージャを立てて山口俊と相対する。これは見物だ。昨年フランスアがブレイクのきっかけとなったジャイアンツ戦のように嵌まると面白い。もっとも，そのためにはオフェンスが山口俊を打ち崩さなければならぬ。特にアウェイ戦だから先手必勝である。鍵は１回表だ。振り回す必要はない。センター返しで強烈な打球を連ねればよい。とにかく点を取る。先に点を取る。取られたら取り返す。これに尽きる。

さらに檄を飛ばすならば，反社会集団との繋がりがどうのとか言われているこの時節において，まるっきり反社会的集団のようなチームをぬけぬけと優勝させてよいのか？ということに尽きる。まして明日の先発，普通ならユニフォームを脱いでいてもおかしくない選手ではないか。まあ，監督さんが反社会的集団を使って自らの不始末をもみ消そうとした人でもあるし。

長くなったので話を変えて。

例の「ハマスタ野間殴打事件」については，今もいろいろとWEBニュースで論考が出ているところであるが，私は敢えてそれに乗らない。というより，既に書いたところ以上でも以下でもない。あれはちっとも厳しさではない。むしろ甘さである。

意外とどの論考でも書かれていないのが不思議なのだが，選手にとって一番厳しい境遇というのは試合に出られないことである。いうまでもなくあの当時の野間は打撃で結果が出せていなかったし，とてもじゃないがスターターで使えるような状況ではなかった。ならばせめて守備と走塁で必死さを見せなければいけない立場だったのに，それを怠ったのである。しかも，今シーズンだけでもこういう失態は２度目である。正直，なに考えているのかと思う。というより，普通なら即刻，そして無期限二軍行きになって当然だ。

もちろん，緒方くんだってバカじゃないから，それくらいのことはできると信ずる。ところが，オープン戦終盤に無期限二軍落ちにしたにもかかわらず，なんとなくなあなあにされて開幕一軍にいた。緒方くんはきっとそれができないなにかを見せつけられて反射的に野間に手を上げることで厳しさを示そうとしたのだと考えている。

実は私，過去の投稿でもほのめかしたところであるが，緒方くんが野間を甘やかしているように見えるのはきっと緒方くんの好き嫌いではなくて，もっと上の方のイニシアティヴによるものであると考えている。はっきり言えば「党中央」ではないかと。事実，今シーズンだけでも野間が少々打っただけで気持ち悪いほどの野間讃美が流れていた。今小園が活躍しているが，そこまでの讃美記事は出ていない。少なくとも中国新聞では。

だから，緒方くんを一方的に叩くのは誤りである。同情はしないが。やはり緒方くんは指揮官としてはその程度のものであるということは言えるのだが。

ずいぶん長くなったので話を元に戻すと，明日の試合，私は残念ながら所用で見ることはできない。しかし，本当に死力を尽くして戦ってくれることを祈る。モンティージャも楽しみだが，日曜日のウェスタンのゲームでこれまでずっとファームに帯同していた長野さんの出番がなかった。まだ東京にいる一軍本体への帯同は確認されていないのだが，この３連戦，長野さんがきっといい仕事をしてくれると固く信じている。さて緒方くんの差配や如何。

皇國ノ荒廃此ノ一戦ニアリ。


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