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マンドリン系の楽器はピックで演奏します。
大きさは小さい方から、マンドリン、マンドラ、マンドチェロ、マンドローネ となります。 この画像は、左からギター、マンドチェロ、マンドラ、マンドリンの順に 並んでいます。マンドローネはめったに用いられません。↓ ピックはべっ甲製で、原料のタイマイがワシントン条約で捕獲規制されているので 値段が高騰してきています。 僕が学生の頃は、1枚100円くらいでしたが 今では1000円以上します。 楽器ごとにピックの大きさが違います↓ 僕の担当楽器はマンドチェロですが ピックはマンドリン用のを用いています。 ピックは薄くても、厚くてもダメで 適度なしなり、先が黒い(白いのは粒子が荒くいい音が出ません)。 大学在学中に200枚以上のピックを消費しましたが 『これぞ!!!』と言えるものは50枚に1~2枚です。 もちろん物理的に摩耗しますから、一生使えると言うものではありません。 演奏会には3枚のピックを用意します。 時々ピックが飛んで行ってしまうからです。 だから、楽器にセロテープで貼り付けておきます。 僕の音色が他の人と違うのは 適度なしなりを持ったピックを用い、弦のポテンシャルを最大限 引き出してやるからです。 スッペの<詩人と農夫>のソロを演奏したときも ピックの選択には苦労しました。 ま、練習で弾ける度合いが100%なら 実際の演奏会で出せる能力は70%くらいと考えておいて間違いありません。 しかし、音楽は生き物 リハーサルがボロボロでも本番はバッチリ、と言う事もあれば リハーサルがバッチグーで、本番はボロボロと言う事も稀ではありません。 さてさて、5月25日の演奏会では 何%くらいの出来になるのでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Jan 29, 2014 10:08:03 PM
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