皆さん御機嫌よう。ななこの紅茶サロン、久々の更新です![雫 雫](//plaza.jp.rakuten-static.com/img/user/emoji/h263.gif)
なっかなか紅茶まで書く時間がなくて。
今回は紅茶について、まず、black tea ってどこから来たのか、
紅茶とは、黒いのか紅いのか、どっちなの?!
という話題と、発酵により種類が違う事なんかを書きたいと思います。
私がサロンで見聞きした事のまとめ的な(ノート的?)ものですので
初歩的かつ、ただの記録にとどまる点、ご了承くださいませ。
英語で紅茶は black tea といいます。
黒いお茶。
日本語の紅茶というのは、くれない、赤いという意味ですよね。
紅茶は黒いのでしょうか?赤いのでしょうか?!(^^ゞ
日本語の紅茶という名は、世界のお茶のルーツ、中国からきたものです。
中国ではお茶を発酵度の違いと、その結果もたらされる茶葉や茶液の色で分類します。
緑茶は発酵させないため、生葉の緑色を残したお茶、
紅茶は発酵の結果、茶葉と茶液が紅くなったお茶という訳です。
一方、昔中国からヨーロッパへお茶が運ばれた時、長い船旅の間に緑茶が自然に発酵して紅茶になったという話があります。
これはよく聞く話です。
私も何度か聞いたことがありますが、これはどうやら真実でもなさそうですね。
紅茶界では有名な「ミルクが先か、お茶が先か」論争のような
永遠のテーマかも?!(´艸`)
このミルクについても一応ミルクが先という事で
紅茶協会で決着がついているそうですが
その後に出版された本にも「ミルクが後」と書いた本もあります。
結局、飲むご本人のお好みなのですが
正式なATを習う時、やっぱりどちらが正しいかという事になるんですよね。
で、私はミルクが先だと習いましたけど。(以前はミルクを後に入れてました)
おっと話がそれましたが、なんせその緑茶が船旅で発酵した話。
まるっきりホントではないですが、当時運ばれたお茶が緑茶だったのは事実です。
緑茶は劣化が早く、空気に触れると瞬く間に変色します。
包装技術もない時代、長らく船倉に詰め込まれていた緑茶が black に変色した事は大いに考えられますね。
その後中国では劣化しにくい発酵茶の製茶法が確立し、輸出用に用いられるようになります。
遠くヨーロッパまで運ばれる茶葉は、充分に発酵させ、強く焙煎したために黒光りしていたとか・・・
更に茶葉をたっぷり使い、真っ黒になるほど濃く淹れたお茶を飲む事が
上流階級だけに許された贅沢だったそうです。
なんで、お茶=黒いものと考えた事が、black tea の由来と考えられます。
緑茶は不発酵茶だといいました。以下、発酵度合いにより三種類の茶をご紹介します。
不発酵茶・・・緑茶、日本茶全般
発酵度は0%
香りはグリーンノート、マメや栗のような香り、とされています。
茶葉が持つ酸化酵素の働きを蒸すか釜煎りすることで加熱して止めている。
水色は淡黄色から淡緑色。カテキンの作法が強く、ビタミンCの含有量が多い。
蒸して作るお茶は渋みが強く、釜煎りは甘味の方が強い。
半発酵茶・・・烏龍茶
発酵度 20~70%
くちなしの花や果物のような甘く爽やかな香り
黒く捻じ曲がった茶葉の様子から、烏龍茶とも総称される。
中国福建省で作られ始めた烏龍茶が紅茶のルーツとも言われている。
発酵度は20%程度と浅いものから70%のものまで幅広く、
度合いにより香りが風味が異なる。
全発酵茶・・・紅茶
発酵度80~100%
バラや蘭などの花、果物のような甘く濃厚な香り
発酵を途中でとめる烏龍茶に対して、100%に近く発酵を促して作る。
カテキンが結合してポリフェノールが形成されると共に
花(フラワリー)やマスカットを思わせる(マスカティッシュ)風味が生まれる
↑ダージリンセカンドなどで、マスカットの香りが強いのが特に良いとされていて、その香りの事を紅茶用語でこう呼びます。マスカルティ、と言う人も。私の先生はマスカルティって言います
次は茶葉が作られるプロセスについて書こうと思います。(予定は未定
基本的な事ばっかりなんですけど、お楽しみに♪
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February 24, 2009 10:21:43 PM
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