雪の金沢散策
今日はお昼前から金沢観光。実はここに来る前から 雪がちらちら降り出して 北陸の寒さを実感する1日でした。まずは お楽しみの 雪の《兼六園》。雪吊りの姿も美しく そこに樹と芝生の上だけうっすら雪が積もっているのです。常緑樹の緑と敷石のグレーに重なる 雪の白。この光景が見たかったのよねぇ。降りは強くないけど 止むことはなく だんだん冷えてきたので、散歩の途中で抹茶休憩。暖かなお部屋から雪景色を眺めながら 美味しいお菓子とお茶をいただけるのは ありがたい。姫も お抹茶はムリながら お菓子は“美味しくって止まらな~い!”。ぐるり兼六園を散歩した後は 車で少し移動して 《ひがし茶屋街》へ。美しい格子戸の並ぶお茶屋さんの中 《志摩》へ。ここは 国の重要文化財にも指定されている旧お茶屋さんで 予約ナシでも自由に見学できるんですって。艶やかなお衣装が映える緋毛氈が敷かれたお座敷や 漆塗りの柱、そして良く磨かれた黒光りの廊下。ちんとんしゃんの音が聞こえてきそうなお部屋でした。建物は 京都の町屋作り同様奥行きが深く、途中には 明り採りや通気にも役立つ中庭が。それほど大きな樹ではないけど ここでもきっちり雪吊りされていました。旧厨房を抜けて奥の方にはお抹茶をいただけるスペースも。ここも奥に深いカウンタータイプのお席です。せっかくなので またもやまったりと休憩してしまいました。ここを出て お土産店などを冷やかして帰り、今度は《近江町市場》へ。お夕食はやっぱり 北陸の海の幸 お寿司です。とはいえ回転寿司なので なかなかリーズナブル。《廻る近江町市場寿し》では みんな満足行くまで食べて ¥6,000弱でした。外に出ると 年の瀬押し迫った市場は叩き売り状態。1杯¥3,500のカニが “3杯で¥5,000でいいよ”。ビビッと耳が反応して声の方を向くと “どう?エビも付けるよ。”と畳みかける。さすが商売上手!それならばと ワタシもその辺りにある色々なモノをオマケにいただき、結局 カニ3杯(@¥1,500)・甘エビ18尾(15尾@¥1,200?)・いくら1パック(@¥1,800)・味見様に出ていたカニ脚10数本を 全部ひっくるめて¥5,000で購入。残念ながら旅先で全部食べるのはタイヘンなので、大物のカニ3杯のみ ダーリンの実家にお年始で送ることにして ほかはお持ち帰り。帰りがけに “あんまり身が入ってないから売り物にはなんないけど 味は美味しいから”とやせカニをもう1杯いただいちゃいました。ありがとう!たったの半日だったけど 金沢の美味しいところを 満喫しちゃった気分です。