ぽるとがる日記

アンソニーの撮影小旅行で、トマールと言う街に行った。

小さな街の見所は、なんといっても、世界遺産に登録されている、キリスト修道院だ。
私は、初めてなので、ワクワク。

バーン！
こんなすごい彫刻の入り口に圧倒されてしまった。


内部のチャペルが、一番価値があるようだ。
撮影禁止になっていた（チャペルのみ）。
係員がいなくなった時に、ガイジンさんがこっそり写真を撮っていたので、アンソニーもちゃっかり、こっそり撮った。
もちろんフラッシュ無しなので、建築物や芸術品を痛めてはいない。
我々だけで秘めておくのはもったいないので、こっそり載せる事にする。
商売に使う訳じゃないし、ま、いっか。。。
皆さんで、どーぞ。
圧巻だったチャペル。。。

アーチ状の石の上に描かれた絵ははげかかっているが、とても趣きがある。

その奥の、円柱状のものが、以下の写真。





これがロマネスク様式の『テンプル騎士団の円堂』か。


側では、修復作業が行われている。
こういうものを維持して行くのは大変な仕事だ。
何たって、１２世紀から１７世紀まで建築に時間がかかったらしいから。。。

修道院には回廊と中庭がある。


こういう風景を見ると、石造りの文化だなーって思う。


これは、マストやロープ、鎖、珊瑚、海藻等が彫られた、マヌエル様式の中の最高傑作の大窓。

素晴らしい。


去り際に、もう一度、別のアングルから写真を撮ったアンソニー。

さすが、世界遺産に登録されているだけのことはあるなあと思いつつ、後ろ髪を引かれる思いで、次の目的地、ファティマに向かったのだった。