テーマ:海外生活(7779)
カテゴリ:ポルトガル事情
ポルトガルでは、中絶は法律で禁止されている。
先日のニュースで、18歳から40歳のポル女性に『中絶』に対するアンケート調査の結果が出ていた。 結果、15%ほどの女性が、中絶の経験があった。 法律で禁止されているのに、数値としては結構大きい割合を占めている。 ちょっとびっくり。 多くの女性は、ポルトガル国境近くの、スペインのクリニックに行ってオペをするらしい。 外国に行けば、違法ではないってことか。 あの辺りには、ポル女性御用達のクリニックがあり、年間4000ケースをこなすところもあるらしい。 そのクリニックは、来年あたりリスボンに分院のようなものを出すらしい。 想像だけど、ポル側では、処置は行わなわず(違法だから)、患者の問診や術前検査だけ行って、オペ日を決めて、スペイン側へ送るのではないかな。 患者にとっても、クリニックにとっても好都合。 商売っけたっぷりのクリニック。。。 でも、アンケートによると、どうやら国内でもオペがこっそり行われているような感じ。 法律で禁止されているとは言え、闇の世界はどこにでもあるものだ。 去年だったか、国内で堕胎手術をした罪で、医師と看護婦が裁判にかかったが、最終的には証拠不十分で罪には問われなかったようだ。 何年か前の『中絶の是非を問う国民投票』では、その結果に一番影響を受けるはずの若い年齢層が投票に行かなかった為、結局、反対意見が過半数となってしまった。→過去の記事 あの時は、天気が良くって、若者は、皆海水浴にいってしまったので、投票に行かなかったのだとか。。。 再び、国民投票があるらしいけど、どういう結果になるのかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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