テーマ:海外生活(7779)
カテゴリ:ポルトガルの医療事情
昨日から、ポルトガルで子宮頸癌ワクチンが発売され始めた。
医師の処方箋のもと、薬局でこのワクチンが買えるのだ。 日本では承認されていないはずだ。 ポルトガルって、新しいものの導入は早いのだ。 子宮頸癌は、性感染症であるヒトパピローマウイルスによる感染が原因で起こる。 子宮頸部の基底膜細胞に、このウイルスが感染すると、細胞が持つ『癌化抑制因子』を阻害し、細胞の異常分裂、異常増殖、そして癌へと発展して行くのである。 ワクチンは、このヒトパピローマウイルスの感染を防ぐものだ。 11歳から26歳までの女性には、かなり有効らしいが、26歳以降では、未だにはっきりした結果がなく、研究続行中らしい。 そうかー、この年齢をとうに越えている私は、定期検診を続けるしか無い訳だ。 ワクチンは、3回接種が必要で、トータル480ユーロ。 今のレートで、7万5千円程。 将来的に、子宮頸癌で、日常生活、性生活が脅かされるのなら、7万5千円のワクチンは安いだろう。 ニュースでは、10歳の娘の為に、ワクチンを買いに来ていた父親とその娘が映っていた。 10歳の娘に、性感染症予防のワクチンか~、、、 と、思う私は遅れている昔の人間なのかもしれない。 早めの予防が肝心と言う事ね。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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