テーマ:海外生活(7771)
カテゴリ:旅行
今年も大学の仲間達と、ドイツ国際平和村に行って来た。
ポルトガルに来ていた5人と一緒にデュッセルドルフへ。 デュッセルドルフのホテルで、16人の仲間が集まった。 皆、デュッセルドルフ入りする前に、思い思いの旅行を楽しんで来たようだ。 男子学生達は長い夏休みを使って、アジアを放浪しながらドイツ入り。 女の子の人気は、やっぱりフランス。 2グループがパリとモン・サン・ミッシェルに泊まって来たんだって。 あとは一人でイギリスからドイツ入りした子とか様々。 無事集合出来た事を喜び合い、皆でそれぞれの旅を報告し合いながら結団式。 翌日、公共交通機関を使って、いざ出発。 去年はバスをチャーターしたけど、今年は経費削減で、自分たちで公共交通機関を使って平和村入りした。 デュッセルドルフから電車とバス2本を使って行かなくちゃいけない田舎なのだ。 大きなスーツケースは、デュッセルドルフのホテルに置いてもらうことになった。 バスで皆で大きなスーツケースを持って移動するのは、他の乗客に迷惑だからね。 私がガイドのおばさんとなって、緊張しながら皆で移動。 無事、バス停に着いた! 平和村へ続く道は、なんと「ヒロシマ通り」なのだ。 ほらね↓。 まさか、ドイツで日本語の道案内を見るとは思わなかった。 原爆の悲惨さを忘れないため、また日本からの多くの寄付に感謝の意を表して「ヒロシマ通り」と付けられているそうだ。 なるほろ~。 私にとって更に面白いのは、ポルトガル語が組み込まれている事である。 普通ドイツだったら、通りの名前は「○○ strasse(通り)」となるはずなのだが、ポルトガル語の「通り」という意味である「Rua」が付けられている。 Rua Hiroshima。 これは、平和村で生活するアンゴラ出身の子供が多いので、ポルトガル語でこの通りの名前を付けたかったからだ。 アンゴラで使われているポルトガル語で、代表して通りの名前を付ける事によって、世界で被害を受けている子供達の事を忘れないという意味を含んでいるそうだ。 この「Rua」という言葉を通り名に付けるにあたって、許可が下りるまでかなりの時間がかかったとか。 ドイツでも、「Rua」の名前のついた通りは、ここにしかないのではないだろうか。 通りの名前一つ付けるにも、様々な思いが込められているのだなあと感じた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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