テーマ:海外生活(7775)
カテゴリ:ポルトガルの医療事情
ここ2、3日酷い目にあっている。
土曜日の午後にアンソニーがぎっくり腰になった。 以前もやった事があるらしいが、今回はかなり強烈な音が両方の腰からしたらしい。 土曜日の夜に「急患で病院に行こう!」と主張したけど、頑固に断るアンソニー。 翌日は激痛でベッドから出られない。 家にあった痛み止めや湿布を使ったけど、何の効果も見られなかった。 それでも病院には行きたがらない。 アンソニーの顔を見ないニーナーも一日中不安がっているし、家の中は暗いし、もうっ! 昨日の朝ご飯はベッドでパンを食べたけど、昼ご飯はパス。 夜、食卓に着いたけど、激痛で椅子に座れない。 食卓に肘をついて体を支えないと痛みで苦しいようだ。 私が口うるさく「家にいても良くならない、病院に行こう!」と言い、最後には激痛で我慢出来なくなって、病院に行く事を承諾した。 着替えも下半身は難しいので、私が靴下やらズボンやらを履かせた。 家を出たのは、夜の9時過ぎ。 私が車で高速を飛ばして、国立病院の救急に到着したのが夜の10時。 待合室にはすごい人だかり! 日曜の夜の10時だっていうのに、なんという人数だ! 付き添いの人も多いのだろうけど、大きな待合室に入れなくて、寒いのに外に何人も待っている。 付き添いも含めて、70~80人位は居たと思う。 それを見たアンソニーは、「そんなに待てるか!家に帰る!!」と激怒り。 激痛のせいもあるんだけど、私に怒りをぶつけた。 まあ、こういう時はまともに聞かないようにするしかない。 家に帰っても治療はないし、改善するとは思えないので、また車を飛ばして、その病院とは家を挟んでまったく反対側の病院に行った。 そこは私立の大きな病院で、アンソニーの公務員保険を使えるらしい。 あまり待ち時間もなく、痛み止めの注射、点滴による抗炎症剤の投与をしてくれた。 10時半過ぎから、12時過ぎまでかかった。 少しは良くなったけど、まだすごく痛いらしい。 時間外なので腰のレントゲンは撮れないので翌日来るように言われた。 薬も処方されたけど、時間が夜中の1時だし、開いている薬局は知らない土地の遠い所にしかなく、車であっちにいったりこっちにいったり。。。 薬は結局諦め、家に帰った。 夜1時半過ぎで、ニーナちゃんが不安そうに出迎えてくれた。 可哀想に。。。 で、本日、朝薬局に走り、昨日の病院にレントゲンを撮りに行った。 んが、整形での診察を受けられるのは、来週の火曜日だって! (昨日の救急では専門医はおらず、一般救急) 今が一番痛くて、今専門医に診察して欲しいのに。。。 仕方が無いので、家に帰ってから専門医が居てすぐ見てくれる所を電話で探し、明日の診療予約となった。 はあ~、疲れた。。。 病気になるといつも思う。 日本って保険があったら、どの病院でもどんな保険でもだいたい受け付けてくれる医療天国。 患者が病院や医者を選べるもんね。 こっちはそう言う訳にはいかないから大変。 あっちにいったりこっちにいったり。。。へとへと。 また明日も病院通い。 患者は一番大変だろうけど、付き添いの私も疲れるわ。 ああ、病気になれないポルトガル。。。 前もこの言葉を日記に書いたなあ。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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