|
テーマ:武侠の世界(84)
カテゴリ:武侠worldの話
〈前回のあらすじ〉
楊過・小龍女共に情花の毒に犯され、 解毒薬を渡す代わりに小龍女との結婚を迫る公孫止。 しかしそこには公孫止の娘・公孫緑蕚の優しさが・・・。 〈今回のあらすじ〉 情花の毒消しである"絶情丹(ぜつじょうたん)"を探しに公孫止の部屋へやってきた楊過と緑蕚であったが毒消しはなく、代わりに公孫止がやってきてしまった!! 公孫止は毒消しを緑蕚が盗んだと激しく叱責し楊過と共にワニの淵へ落としてしまう。 運よく淵に突き出た岩にしがみついたものの久しぶりの餌だったらしく ワニが猛烈な勢いで襲ってくる。 どうにか1匹しとめることに成功! そのとき楊過の服の中から周伯通が盗んだはずのものが出てきた。 その中にはあの"絶情丹"の最後の一粒もあった・・・。 何とかワニの攻撃から逃げる事に成功した楊過と緑蕚は一人の妖しい婆さんに出会う。 しかしその婆さんこそ死んだと聞かされていた緑蕚の母・裘千尺(きゅうせんじゃく)であった。 手足の筋を絶たれ這っていくことしかできない彼女は日の光が差し込む竪穴の一番底で穴の途中に生えている棗の実だけで生きながらえてきた。 楊過たちが公孫止に突き落とされたことを知ると物凄い剣幕で公孫止を罵った。 楊過は埒が明かないと考え出口があるのかと聞くが普通に歩いて出られる出口はなく、 上に開けている竪穴の出口を目指すしか手はなかった。 楊過は途中の棗の木の樹皮をはいでロープを作りはじめる・・・ 〈感想等々〉 公孫止はひどいやつだ! 実の娘までもワニの餌にしようとは!! 小龍女もこんな男に捕まってしまうとは災難です。 そしてなぜ緑蕚の母・裘千尺がワニの淵のそこにいたのかが語られました。 これも公孫止の仕業。 裘千尺は前作"射ちょう英雄伝"で登場した裘千仞・裘千丈の妹。 美しく武芸もかなりのものだったが公孫止に一目ぼれし結婚。 しかし公孫止の目的は裘千尺の武芸だった・・・。 裘千尺の武芸をすべえ学び終えると酒に眠り薬を仕込み手足の筋を絶ち、 あのワニの淵へ投げ込んだのだ! 小龍女にはなぜ結婚を迫ったのだろう? 綺麗だったから・・というのは短絡過ぎか。 とにかく手強いエロ親父というのだけは確か。 裘千尺と一緒に公孫止を懲らしめなくっちゃね。 そういえばワニの淵のシーンではワニが垂直に自ら飛び出してきます。 おかしいよね・・・ ジョーズじゃないんだから・・・。 そしてそのワニの首をひねって倒す楊過。 武芸の達人ともなるとワニも一捻り・・まぁ現実にはありえないですね。 でもそんなスーパーマン的なところも面白いです。 早くそんな怖い洞窟から脱出して小龍女を迎えに行かなくちゃね~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年07月26日 21時04分44秒
コメント(0) | コメントを書く
[武侠worldの話] カテゴリの最新記事
|
|