テーマ:海外生活(7779)
カテゴリ:ラオス-生活
この数日咳がでていたらっこちゃん。金曜日に学校から帰ってきたら体が熱い。体温を測ってみたら37.6度でやっぱり発熱していた。火曜日から半日だった保育園を4時までに延ばしたから疲れがでたのかも。
咳がけっこうでていたので喘息っぽくなるのを心配して、今年開業したばかりのベルギー人医師のクリニックへ行くことにした。待ちに待った外国人開業医ということで在ラオス外国人の間で大盛況だとか。 ラオスは国家医師免許制度がないので、いわば誰でも医者になれる。そんなわけで医療事情は良いとは言えず、外国人や裕福なラオス人はメコン河国境を越えてタイの病院で治療を受けるのが一般的。 クービエン通りのグリーンパークホテル向いに小さなサッカー場があって、その脇のプレハブの一角にクリニックはあった。外から見るとサッカー場の更衣室みたいだけど、中に入ると待合室は赤と白で統一された清潔でモダンな雰囲気。 午後の診察は4時半からとあったけれど、すでに4時半には数人の患者さんが診て貰っていた。患者はラオス人以外の外国人ばかりで、私たち以外に日本人もいた。 初診だったので問診表(英語)を記入。既往症のところが知らない単語が多くて電子辞書と格闘していたら、受付のお姉さんにそんなに詳しく記入しなくて良いと言われ、問診表を手渡したらすぐにらっこちゃんを診てもらえた。 優しそうな中年の男性の先生だ。熱を測ると38.2度まであがっていた。のど、耳、鼻、気管支を丁寧にチェックしてくれて、耳鼻に菌がいる風邪という診断だった。気管支の音はきれいで喘息の心配はないとのことで良かった。 タイ製の総合感冒薬のような子供用シロップを出してもらって全部で31ドルだった。月曜になっても熱があるようなら再受診といわれ、緊急なら休診の土日も診てくれるとか。実際忙しくて毎週土日も休みなしらしい‥。ちょっとした風邪くらいならここで十分対応してくれそうで心強い。場合によってはタイに行ったほうがいいかどうかの判断もしてくれるらしい。 それとらっこちゃんのデベソを見て、テープで固定して凹ませるようにアドバイスがあった。今まで日本の先生には意味がないからといわれ、何もしてこなかったけれど、3歳でもまだ凹む可能性はあるからと、さっそくテープで固定してくれた。そしてラオスでは手に入りにくいテープを使いかけでよければと好意でくれた。これから毎日張替えて試してみよう。 帰りに医者に勧められた解熱剤を買いに薬局に寄ったけれど、熱はあっても元気そうだし食欲もあるので風邪薬だけ飲ませて寝かせた。シロップの薬は初めてだったけれど、パイナップル味で美味しそうに飲んでいた。軽い風邪で早く良くなるといいね。 ちなみに解熱剤もオレンジ味の子供用パラセタモールシロップ。デング熱の流行地ではバファリンのようなアスピリン系解熱剤は御法度。血液の流れを良くする作用が、出血性デング熱の際にはとっても危険だとか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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