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カテゴリ:旅の話
私は基本的に麺類が好きである。
ラーメンはもちろんのこと、蕎麦、うどん、パスタなど大好きだ。1日三食とも麺でも全然OK。 なので旅先での食事は麺類を選ぶことが多い。その中では比較的「蕎麦」を食べることが多い。 しかし「うどん」も捨てがたい。今年の名古屋旅行では「味噌煮込みうどん」を食べた。うまかった。伊香保の「水沢うどん」も美味しかった。山梨の「ほうとう」もGOODである。 そんな私の心の琴線に触れたのが「吉田のうどん」である。「吉田のうどん」とは山梨県富士吉田市を中心とする地元B級グルメであり、密かにブームになっているらしい。富士吉田市としても観光の目玉になるようにかなり力を入れているそうだ。 「吉田のうどん」の特徴は、『太く硬い麺』『具は茹でキャベツ』『肉は馬肉』『値段は安い』といったところであろう。 昨日は平日休みを利用して山梨に桃の花見に出かけた。なので折角なので、その前に吉田のうどんを食べることにしたのだ。 吉田のうどんを標榜する店は市内に50軒以上ある。近隣の市や町も含めれば100軒近くあるのではないか。 中でも元祖と呼ばれるような店が数軒ある。「桜井」とか「白須」とかである。注文の仕方も独特らしく、常連客のなかに混ざって食べるのはちょっと気が引ける。 そこで今回は「元祖」の店ではないが、評判の高い店を狙うことにした。 それが「たかちゃんうどん」である。ネットで調べる限り、高評価の店なようだ。入り口におばちゃんのオブジェが置いてあるのが目印らしい。なので開店時間の10時30分を目指して出発した。 しかし、この「たかちゃんうどん」は場所がわかりにくい。今回は住所を直接カーナビに入力したからたどり着けたが、そうでなければ絶対にたどり着けないような場所にある。逆によくこんな場所で営業がなりたつのかが不思議なくらいだ。カーナビに従って走っていても、「こんなところに本当にあるのか?」と思っていた。 そして到着。 これが店の外観。 ただのプレハブである。 そしてちょうど開店とともに入店。店内はこんな感じ。 ものすごくシンプル。 ちょっと写っているのが店主のおばちゃん。 注文したのは「肉うどん」と「つけうどん」。どちらも350円。安い。 そして吉田のうどんの特徴ともいえるのがこの薬味。 この薬味は各店で工夫がされているようだ。 注文してから10分くらいでうどんが茹で上がってきた。さっそく食べる。 これが「肉うどん」。 今回はなんとてんぷらをサービスしてくれた^^ありがとうおばちゃん! で、味ですが・・ うまい!!!汁は味噌ベースだが、そんなに味噌が強いわけではない。味噌と醤油の中間みたいな感じ。実にうまい。 そして麺もコシがある。そしてキャベツがうまい。馬肉がうまい。これで350円なんて信じられない! ただ、予想していたほど麺が硬くなかった。これはあたたかいうどんだからなのか? という訳で一気に平らげ、「つけうどん」に移る。 硬い!これが吉田のうどんの硬さなのだ!ちょっと衝撃的である。 うどんの食感は「しこしこつるつる」といったものが普通だが、これは「つるつる」がない。「しこしこごわごわ」である。しかも麺が長い。しかしうまい! これが吉田うどんの真髄なのだなあとあらためて感心。讃岐うどんとはちょっと一線を画すうどんだ。個人的には大いに気に入った^^ いやあ吉田のうどんは最高だ。また機会があれば食べたいなあ。 おそるべし地元B級グルメである。 いいなあ、吉田のうどん^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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