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*[アメリカスポーツ観戦雑記]
アメリカのダメ虎・Detroitタイガース。昨年は危機一髪でメジャーリーグの最多負け試合数記録の更新を間逃れたという愛すべき弱小チーム。 が、どうやら本当に今年は一味違う。少なくとも昨年とは全然違うチームだ。それが証拠に、なんと王者ヤンキース相手に、シーズン7試合中4試合の勝ちをもぎとり、勝ち越してしまった。しかも、昨年の総勝ち試合数の43を、シーズンをあと70試合残した今、越えてしまった。 タイガース往年の名選手Trammelは、監督になってもやはりすごかった、昨年度優勝チーム・マリーンズからの高価な買い物・Ivan Rodriguezはやっぱりそれだけの価値があった云々・・・先ほど次々更新されたばかりの、地元メディア各社のWebサイトはどれも喜色満面。4対2でヤンキースを破った日曜日の勝利に酔いっぱなしである。 今日のコメリカパークは、40,132人の観客数をマーク。ダメ虎にしては破格に多い。だいたい、このオールスター直後の対ヤンキース4連戦で、合計16万1809人もの観客を動員したというから、やはりアメリカの読売ジャイアンツ、N.Y.ヤンキースの人気は根強い。 雨がちの今夏にしては幸いの晴天ディゲーム。コメリカ・スタジアムには、普段ついぞ見たことがないほど日本人観客がいる。そりゃ、松井が来るんだもの。Detroit郊外の日本人コミュニティやら、車で2時間半ほど離れたBattle Creekの日本人コミュニティからも人が集まっているはずである。 というわけで、観客はタイガースファン、潜在的タイガースファンで同時にヤンキースファンでもあるからゲームを見に来た人、ヤンキースファン、松井ファン、ジータ(ヤンキース)ファン、イヴァン・ロドリゲス(タイガース)ファンと多彩。 メチャクチャ巧いクラリネット演奏による国歌斉奏の後、1時05分にゲーム開始。4連戦の最終日でお疲れが見えるかのような松井は7番だ。 3者凡退のヤンキースに対し、タイガースは一回裏で2番打者のGuillenが1塁から3塁まで見事に走りきったあと、3番Ivan Rodriguezがしっかりと犠牲フライをあげて一点先取。2回裏には立て続けにMonroe、Penaがシングルヒットを放った後、Thamesが2塁打をお見舞いして2点を追加して、まさかの3-0という展開。ファン大喜び。 3回表。さぁて、いよいよ松井の登場。かすかな応援のざわめきは、日本人によるものに違いない。地元ニューヨークでは有名人の松井だが、デトロイトではよっぽどのMLB通でなければ気にかけられていない存在。こちらが日本人だと知ると『イチローは素晴らしい。ファンだ。』と野球好きアメリカン人が話しをふってくる存在のイチローとは、地元以外の知名度で差がある。 松井がバッターボックスに立ち、こちらの緊張も高まり、ピッチャーが振りかぶって・・・と、松井のバットが振られ、次の瞬間内野でボールがバウンドしている。なんだ、なんだ??一拍置いて一塁審判がセーフのサインを出す、なんだファールか、と思ったら、主審がボールを受け取って何やら見ている。そしてアウトのサインを出した!何なに~?! ヤンキースの監督グランドに登場。何やら審判に話している様子。手持ち無沙汰にバッターボックス後ろで待つ松井。が、ヤンキース監督の抗議は不発に終わり、松井のアウト確定。あーっという間に松井の打席が終わってしまった。オイオイ・・・・(続) 松井がネクストバッターサークルに登場 なんか、この顔写真、にやけてる ア、アレ?! 監督抗議中。松井手持ち無沙汰・・・で、この後アウト確定。あ~あ・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
July 20, 2004 03:27:37 AM
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