|
カテゴリ:カテゴリ未分類
International Development Sustainabilityのクラス、今日は農業がトピック。1950年代、60年代の世界的な近代化による経済成長ブームの中で、後発的なもの、経済成長に貢献しないものだと扱われて、80年代後半から90年代に入ってようやくその重要性が見直された農業について、理論のトレンドの変遷を見る。工業化=発展・成長・近代化、農業=後発、途上、非近代的というマインドセットは、事実ではなく、いくつかその時代に流行った経済学者の見解から生成されたものだ、ということを実感する。 途中で各国内の農業従事者の人口比率の話になった。タンザニアから来ているKが80%だと答える。ガーナから来ているFも同じくらいだと言う。ペルーで30%、アメリカが約7%。ちなみに、日本は2000年の世界農業センサスに報告されている数字によれば、農業就業人口(一年のうち、農業のほうにより多く従事した人~専業までを含む)で389万人。同時期の人口が約1億2600万人強だから、総人口に対して約3%くらいということになる。 このクラスが終わると、授業メモだけでなく、授業中に感じたことや考えたことを書きとめた端メモがいっぱいになる。答えなどないことを学んでいるからかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|