道草みのむし三十路のみしがん―ひとり言編

2004/10/25(月)22:14

イベント終了

Public Relations(11)

夕方5時にイベント会場へ到着。P女史の顔の広さによる勧誘が大いに効いていて、ビュッフェディナーには予想を上回る人出。その後始まったプログラムへの一般参加者すら数名あった。メディアも、たった一社ではあるが来ていた。 が、肝心のプログラムが今ひとつだった。メインのパネルディスカッション(しかも、ディスカッションになってなかったし)、素材が非常によくネタも豊富なのに、“聴衆にとって魅力的で有意義なイベントに仕上げる”という視点でまとめられていないから、非常に惜しかった。これは決してパネリストの責任ではなく、発表内容を調整したり、全体としてのまとまりを俯瞰していない運営側の責任である。 パネルの間は席を離れて、来年のPR活動資料にするための写真を撮ったり録音したりしていたのだが、終わって席に戻るとJが『どう思う?』と聞いてきた。『これじゃマズイよ』と痛切に思ったらしい。まぁ、アウトサイダーの私達にできることは、イベントを見て感じたこと、考えたことを報告書で伝えることだけである。プログラムには、運営スタッフの一員として私達の名前も刷られていたが、アウトサイダーは所詮アウトサイダーとしてのことしかできないし、それ以上をすべきでもない。 とりあえずイベント終了。私にとっては、PRチームのボス、P女史、チームメイトのJ、頑固だったけれども結局は好きにさせてくれたイベントディレクターH氏のおかげで、本当にいい経験を積ませていただいたと思う。特に、考えたこと、アイディア等々を英語で人に説明しながら、自分で道筋を書いていく作業は初めてのことだから、P女史とJの忍耐に全面的に寄りかかっていた。とてつもなく目覚しい成果があったというわけではなく、活動の結果としては地味であり、その点では申し訳なく思う。パイロットプロジェクトとして、来年のPR活動への道筋をつけたことと、報告書とマニュアルを書くことでもって、その埋め合わせにしたいと思っている。 部屋へ帰ってきたら22時。勉強に戻る。International Developmentのクラスのプロジェクトが進行し始めている。コスタ・リカに強い博士課程のPのアイディアでもって、ITと持続性のある開発、エコツーリズムの要素をミックスした提案書を作り上げることになりそうだ。Pから来ていたメールに返事を書く。学期末まであと6週間程度。その間にやることは、チームプロジェクト2つ、プレゼン2つ、大型レポートひとつ。個人の期末ペーパーひとつ、それにスペイン語の山盛り課題と筆記と口頭の試験がある。ダイジョウブか、私?! やるしかないんだけども。

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