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カテゴリ:泣きの涙のアカデミック
4月8日 金曜日 オンラインで履修している『International Rural Development』のクラスは、期末に向けてTerm Paperが進行中。成績の60%を占めるこのペーパー、自分で開発関係のプロジェクトを見つけてきて、そのプロジェクトをクラスで学んできた様々なポイントに基づいて記述することと分析することが課題。 私の国際開発へのアプローチは、様々なプロジェクトにおけるCommunication Strategyが主眼だから、このTerm Paperもいわゆる“Public Relations disaster”といえるボリビアのあるケースをピックアップしていた。なんせ暴動まで起きたケースだから、新聞記事やら反プロジェクト派のWebsiteやらで、資料の量には困らないのだけれど、プロジェクト実施組織のオフィシャルの資料が手薄。組織の出している別件のレポートやら何やらで、例としては何度も触れられたりはしているのだけど、ドンズバで書かれたものは4Pものの評価レポートしか見つからず、存在するはずのプロジェクトそのもののレポートは、手を変え品を変え、検索ワードをいろいろ変えてみても、見つけることができずにいた。 修士論文に使う資料なら問い合わせてでも探すけど(実際、そのために霞ヶ関でめんどくさい情報公開請求までしたんだし)、どこか他に出す予定もないTerm paperだし、相談した教授も「手に入るものだけでOK。何もかもを正確に記述することが主眼じゃないから」(そりゃそうだ)ってな回答だったから、手に入った資料をつなぎあわせて前半のプロジェクト内容の記述パートをラフドラフトながら書き上げてあった。 で、昨夜。分析パートを書きながら、サポートできるような類似例をさがして資料を検索していたら・・・なんか、全然想像もしてなかったようなタイトルで、でも明らかに該当プロジェクトの、立ち上げのプラン書と7年後に出された経過レポートがあるじゃないの ・・・誰か私に、これはウソだ、何かの間違えだと言ってくれ。 見つけちまったものは読まねばならない。が、そのレポート、なんと175ページ。しかも添付資料に含まれているプロジェクト実施地方の役所が書いた見解書はスペイン語のみ。英語読むのだってそんなに早くないのに、スペイン語なんてもう、三歩進んで二歩下がるスピードだというのに。もちろん、スペイン語パートなんて精読したわけではないけれど、全175ページ、とにかく目を通させていただきました、ハイ。読み終えたら、とっくに朝日がさしこんでました。 しかも、やっぱりつなぎ合わせの資料では補いきれてない部分や、誤解してる部分もあって、記述パートも三分の一は書き換え決定。くぅ~。最初に資料を見つけられなかった、我が無能っぷりを呪う。分析パートだけなら土曜日いっぱいくらいであがるかな、と思っていたのに、やっぱり、そうは問屋が卸さなかった。ガックリ・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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