インフルエンザの予防接種2回目に行ってきました。
朝たっくんを幼稚園に送って行ったとき、先生からインフルエンザに罹った子が出ましたと聞き、
2回目がまだだったこともあって、病院に予約の電話をすると
「今日の3時でも空いてますよ♪」と言われたので、早めに、と即決。
ごめんよ、たっくん。
1回目は10月の終わりに受けました。
注射は嫌いだというたっくんに、「先生がモシモシしないとするかどうかわからないよ」
なんて、まるでしない可能性もあるかのような言い方をして
だましだまし連れて行きました。
ひどい言い方ですよね・・・
「お注射しないと病気になって苦しくなるよ」とも言ったんです。
だけど「病気のほうがいい!苦しいのがいい!」ってずっと泣きながら抗議するんです。
とりあえず病院に行くまではおとなしくしてほしくって、ずるしちゃいました。
元気なたっくんはもちろん注射OKで、
「注射はしません」「キライです」
などと自己主張していましたが、暴れるのを抑えてチク
その後泣いたのなんのって。
それからたっくんは風邪をひいて病院に行ったんだけど
その時先生に「この風邪が良くなったら2回目しようね」と言われて
とっても曇った表情をして、小さな声で「はい」と言った。
お?これはかなり「複雑な気持ち」だね?
注射は嫌いだけど避けられないという心の葛藤。
イヤなんだけど従う姿勢を見せる、なんてすっごく高度なことのような気がしました。
さて、お迎えに行ったとき、何も知らないたっくん。
公園に行きたいと言いましたが
「ごめんね。今日はこの後○○先生がモシモシしてくれるんだって♪」
あえて注射とは言いませんでした。
だけどたっくんは注射をすることになるかもしれないと感づいたようでした。
「たっくん注射はしたくない」
だけど今回は病気にならないための注射だと言うと納得したようでした。
家に帰って着替えて、三輪車に乗って出発。
このときは上機嫌でした。待合室でもとてもいい子。
先生にモシモシしてもらってるときも。
ですが先生が注射の準備を始めると、ススッと診察室の隅っこへ。
いざとなると注射をしたくない気持ちが勝ったようです。
その後はもう大暴れ。
注射はあっという間に終わったけれど、ずっとずっと泣いていました。
それからはもう私が何をしても何を言っても悲しい。
診察室を出るのもイヤ(笑)、コートを着るのもイヤ、
お金を払うのもお釣りをもらうのもイヤ。
見てるほうは面白かった。ごめんよ。
そんな風にこの世の終わりのように泣いていても、
外に出てしばらくするとスッと泣き止んで、楽しそうに三輪車をこいでいました。
最近こういうことよくあるなあ。
注射は誰だって痛いよ。
だけど痛くても嫌いでも、我慢してやらなきゃいけないことがある。
それをだんだんわかってほしいな。