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今日は11月11日でAllいち!
私の成績表みたいだ 本日は外貨貯金についてちょっとだけ簡単にソフトに触れてみたい。 円高で外貨貯金すれば儲かる 現在、円高状態で外貨貯金が人気あるようだがはたして・・ 個人的に推進でも反対でもないが、そんなに儲かるものではないと思う。 そこで外貨貯金のメリットとデメリットを簡単に紹介。 外貨預金のメリットは、日本円より金利が高いこと、為替差益が得られることが挙げられます。現在の日本の金利は超低金利ですから、ネット銀行にでも預けておかないと、利子はほとんど期待できません。 外貨預金の金利は、米ドル1年定期で1.5%前後、ユーロ1年定期で0.5%前後と日本に比べるとやや有利といえます(銀行・時期によって利率は異なります)。 為替差益は、日本円が円高の時に外貨に交換し、円安の時に日本円に戻すことで利益が得られます。これは外貨全般に共通することです。 外貨預金のデメリットは、為替手数料が高いこと、為替差損(為替差益の逆です)が起きること、定期預金時に解約すると解約手数料がかかることです。 この為替手数料がかなりのくせ物で、米ドルをその例に挙げて説明。 まず為替手数料ですが、これは往復で手数料がかかります。往復でかかる理由は簡単です。米ドルに換えたまま、アメリカに行って永住すれば、円に戻す必要はありませんが、日本で暮らす方がほとんどですので、米ドルに換えてもいずれは円に戻さなければなりません(日本円→米ドル、 米ドル→日本円)。でもこの手数料の考え方がまかり通っていること自体が不思議なんです。 米ドルの為替手数料は片道1円です。往復で2円です(大部分の銀行です)。 これが大きいか?小さいか? ・・・大きいです!! とてつもなく大きいです! わかりやすくするため、実例で為替の仕組みを・・・ 現在の為替レートを1ドル=100円と仮定します。 このレートの時に100万円を米ドル定期預金1年したとします(利率1.5%)。 とすると、10000ドル(100万円÷100円)を定期預金していることになります。 1年経ちました。円に戻します(この預金中に為替レートの変化は無かったものとします)。ここで得られるお金を計算してみます。まったく難しくありません。 100万円+利子-手数料の計算で出ます。 ここでの利率は1.5%ですから15000円(100万円×1.5%)の利子です。利子所得には課税されます(20%)から、実質的には12000円(15000円×80%)の得です。 …しかし、ここで喜んではいけません! 手数料があります。一般的な米ドルの往復の為替手数料2円を追加します。この為替手数料というのは1ドルあたりにかかります。今回は10000ドルを動かしていますから、……為替手数料はいくらになりますか? 答えは…。そうです20000円(2円×10000ドル)です。たしか利子が12000円付いていましたね。改めて計算すると…、 100万円(元本)+12000円(利子)-20000円(為替手数料) =992000円 …よって、残金は99万2000円です。1年間預けて解約したら-8000円です。もし、途中解約せざるを得なかったり、円高に振れてしまったら…。もう目も当てられません。 一番儲かるのは、銀行ですね。 現状を考慮すると、そうすぐには円安にはならないでしょう。 単純に考えていると損をしてしまいます。 外貨貯金をする前に詳しく調べたり、セミナーに参加したりすることをお勧めします。 利子所得の課税や為替手数料を考えるとそんなにもうかるとは? お金を増やすやり方も様々、そして減らすやり方も様々・・・ でも何かするには多少の元金は必要???ない・ない 自分に合ったお金の使い方をすることが大事。 人によってお金の価値は違うから。 成績オール1の私には難しくて 本日もクリックよろしくお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年11月11日 03時00分31秒
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