カテゴリ:映画
夏がブリ返して暑いっす~。
なのでちょっと涼しい映画でも、 というわけでもないのですが、八甲田山。 なんか目についたので借りてしまいました。 今回借りたのは次の4本 ・ガメラ3 ・デビルマン ・八甲田山 ・プテラノドン(まだ見てない) いや~、デビルマン。 一体なんでしょう。ヒドかったー。 あれ、最近の映画だと思ってたんですけど、 物凄い特撮ですね。 ゲーム専門学校の卒業制作でしょうか。 「シンドバッド虎の目大冒険」に完璧に負けてます。 アクションシーンもダメダメ君で、 おー、吊ってる吊ってる、という感じ。 アクションシーンというより吊りシーンですね。 それはそれでツッコミ所として面白くはあるのですが。 私はB級映画も実は好きで、 シベリア超特急、いわゆるシベ超ファンでもあるのです。 (水野先生直筆のシベ超Tシャツ持ってますw) なので、マジメに映画論とかする気も知識もないのですが、 そんな広い心(?)で見てもダメだコリャ。 まあ、タイミング的に今さらいろいろ言うのもなんなので、 これくらいにしときましょう。 んで、八甲田山です。 いわずと知れた、新田次郎原作の有名な日本映画で、 「天は、我々を見放した…」ドサッ…、ドサッ…。 これは昔流行りましたね。 内容も重みのある絵にシブい演技、 臨場感のあるロケシーンと見所たっぷりで、面白かったです。 映画館で見とけばよかった! でもその頃はたしか宇宙船間ヤマトとか見てたんだよなあ。 もちょっと大人だったら見てたでしょう。 演技といえばデビルマン。 あれは演技と言っていいのでしょーか。 ダイコンにしても酷すぎでは。 棒読み、棒表情、棒アクション。 ヘンなポーズ(決めポーズ?)する所だけは面白かったけど。 その後八甲田山見たせいもあるのですが、 顔の動き、視線、間の取り方、 もー何から何まで全く別モノ。 たしかに高倉健、北大路欣也あたりと比べるのは気の毒だけど、 「映画」という枠でくくるにはあまりに次元が違いすぎ。 いや、デビルマンはもういいか。 他に出演者は三国連太郎、加山雄三、栗原小巻、前田吟、 緒形拳、加賀まりこ、丹波哲郎などなど。 まさに豪華キャストですね。 またそれそれがイイ演技してます。 秋吉久美子なんて純朴な雪国の娘を好演していて(本性はともかくw)、 今の言葉でいえば「萌え~」です。 それにひきかえデビルマンのミキちゃん役。 歌舞伎町のボッタクリバーでたまに働いてますー、 という感じの、女子高生にはとても見えないねーちゃんでした。 もう全員ミスキャスト。 以前、メゾン一刻の響子さん役に石原真理子がなったことがありますが、 こういうヒト達はキャスティングという言葉をどう思ってるのでしょう。 まあ、事務所の関係とかもあるのでしょうが。。 いやいや、デビルマンはやめましょう。 八甲田山は森谷司郎という人が監督なのですが、 寡聞にしてよく知りませんでした。 ただ、一連の松本清張作品で有名な野村芳太郎氏が制作に参加しているので、 ナルホド、と納得した次第。 「砂の器」や「鬼畜」、面白いですねえ。 それに何といっても「疑惑」。 桃井かおりと岩下志麻の激突! 映画と分かっててもハラハラしてしまいました。 私はリアルタイムで見てるわけではないのですが、 この時代は脚本から演出からキャスティングから、 じっくりと、しっかりと映画を創りあげていったのだなあ、 という印象を受けます。 それに引きかえデビルマン。 世界に数多いるデビルマンファンはどう思ったのでしょう。 庵野秀明なんか「俺に作らせろーっ!」とか言いそうな気がしますが。。 いやいやいや、ホントやめとこう。 ちなみに私が好きな映画監督は、 S・キューブリックとT・バートンです。 あと金子修介ですね。 ここ数年映画館に行ってないので、 ちょっと出かけてみようかな。 ★さすがに夕方は涼しくなりました。 でも今週は30度の日々が続くとか。 みなさん体調には気をつけてくださいませ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.09.17 20:52:54
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