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テーマ:子供の頃の思い出(11)
カテゴリ:私のこと
昨日、買い物をしていたら迷子の放送が聞こえてきた。
何歳くらいのお子様で、服装は・・・・・ おなじみの放送である。 私も迷子になったことがある。 場所は浅草の浅草寺。 三歳だったのも覚えているし、はっきりと今でもその光景を覚えている。 母と年子の弟と三人で出かけた時の事。 浅草寺の境内に誰かが来ていて、それを見に行ったんだと思う。 すごくたくさんの人がいて、人に埋まりそうだった。 周りの人や母が、危ないから前で見なといわれ、一番前で立ってた。 あまりの人で、係りの人が全体的に後ろに下がるようにといっていた。 母は、私より2,3列斜め後ろに立っていたのを確認していたが、全体的に動いてしまったことによって、三歳の私は母を見失った。 どこをどう見ても母はいない。 弟は母におんぶされていたから私一人。 不安になってその場を動いて境内を探しに歩いてしまった。 おかあ~ちゃん。おかあちゃ~ん! と呼びながら・・・・ そのうちにどこを探していいのか分からず、泣きながら歩いているところをどこかのオバサンに声をかけられた。 すぐに、テントのところに連れて行かれた。 その日はすごい人で、臨時の案内所か、派出所になっていたんだと思う。 初め、おじさんに名前と住所を聞かれた。 泣きながら三歳の私は答えた。 すぐにお母さん来るからね。 といわれ、婦警さんが私のそばに来てくれた。 『あっちのテントが焚き火してあって、暖かいから向こうで待っていよう』 その頃母は、血相変えて探していたらしい。 この人ごみで、人にまぎれて遠くに行ってしまったのではないかと、弟を手でおんぶしながら。。。。。 ○○から来た、三歳の☆☆ちゃんが迷子になっています・・・・ 記憶の中にはっきりと残っている。 泣きながら婦警さんと待っていたとき・・・・・ 母が見たこともないような顔で場所を探している姿が見えた。 どこに行っちゃってたの・・・・・ 母も涙ぐんでいた。 私のすぐ後ろに立っていたらしい。 それでも私は気が付かずに、その場を離れてしまっていた。 子供の視線って、そんなもんだと思う。 今となれば母がどれだけ慌てたかよく分かる。 幸いにして、その後は放送が掛かるような迷子にはならなかったが、よそ見をしながら歩いて、親とよその人を間違えて付いていってしまったことは何回かあったな(^^; 我家の子供達は、放送が掛かるような迷子にはなったことはない。 ただ、子供がソバにいるのに気が付かずに必死に探している姿は何回か見ている。 こんなに見えるところにいるのに気が付かないのかな? あの子今心の中では迷子なのかな? と旦那と観察している時はある(^^; これって、意地悪(^^? 名前を呼ぶと、すっ飛んでくる。 『ひょっとして今迷子になってたの?!』 子供はボカスカ叩いてくる。 あ~~。やっぱり迷子だったのか・・・・・ 旦那と思わず微笑んでしまう。 当の本人は必死なのにね >< 迷子かな?!って思える子には必ず声をかけるようにしています。 そうすると、安堵感に似た顔と、不安げな顔がミックスしているのですぐ分かる。 皆さん。迷子の思い出ってありますか?! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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