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ガードマンのつづる日常

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2008.03.08
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カテゴリ:里山と歴史探訪
【啓蟄・如月朔日・Samstag】

 1965年頃から原理研究会が大学で活動を始めた。目的は大学の先生達への伝道だった。学生は副次的なものだった。統一教会には立正佼成会から来た人達、クリスチャンなど、全員集合しても200名には満たなかった。

 だから、教会は人材を欲して、学生には休学・中退を勧め献身させた。しかし、原理研究会は大学での活動を重視、休学・退学した人達を復学させた。こういった回転運動に新しく入った信者は振り回されることになる。

 また、日本人幹部と韓国人幹部の発想の違い、これも方針がクルクル変わる原因となった。まず、活動方針を「統一しろ!」しかし、統一教会ではなく、このバラバラ教会が教団発展の要因を作った。

 常に内部で権力闘争をしている。そこでの勝者が教団内の主導権を握る。しかし、その勝者がマスコミという世論から叩かれて失墜する。



 岡潔が原理の顧問になったのは1966年秋だった。関西学生大会で3000人を集めた。精神運動の必要を説く岡潔は心強く思ったのだろう。

 次の年の春、雑誌「心情圏」の発刊となった。これは東京本部ではなく関西支部で、結局、数年、続いたが、資金切れで廃刊となる。

 岡先生は原理の内容を知って副作用を起こした。その強烈な韓国中心主義は日本人の民族感情を刺激、「アシカビよ、萌え上がれ!」となった。このサークルの事務局長は私を伝道した人(霊の親)がやっていたのだが、岡潔信奉者からの献身者第一号の私のトバッチリを彼は受けたのかもしれない。

 外から見れば原理の策動で「アシカビ~」が出来たように見えるが、飛び出そうとする岡潔の足をかろうじて捕まえているという図である。

 岡潔の名前を使ったいろいろな活動が始まっていたから、決裂するわけにはいかない。だから、関西では極端に原理であることを隠した。

 私が、後に、宗教新聞で「原理を隠れ蓑」といわれるくらい「言いふらした」のはこのことへの反発からである。

 原理が隠れ蓑を着て活動する動機は「韓国・朝鮮」隠しであって、韓国人幹部の劣等感と日本人幹部の韓国・朝鮮差別感情が結合したものである。

 日本人も韓国人もお互いを非難合戦しているが、両方とも間違っている。両者とも事大主義で、他者依存型・その典型が金と軍備である。

 原理を聞いた人達の中で岡潔同様の副作用を起こす人達が居る。その人達が鹿島昇のターゲットとなる。陰謀史観というより超古代史史観といった方がいいかもしれない。

 たまゆらさんのタイプが多い。カタカムナ・ホツマツタエなど、これに石原莞爾信奉者が合流する。ホツマの小笠原がソ連人脈とつながっていることを最近知ったのだが、私は41年統一教会にかかわっているが、未だに全貌はつかめていない。







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最終更新日  2008.03.08 11:55:55
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