弥勒菩薩の銀色ボルヴィック
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マウンドに立つ 視線の先には豪のミット このミットに会えたことはしあわせだと思う
天才ピッチャー原田巧とキャッチャー長倉豪の成長の物語。 ボールに選ばれピッチャーとしてしか生きられない巧。 カレの放つボールに魅せられてしまった豪。 この二人を軸に「野球」というスポーツ、「野球部」という関係、バッテリーの役割を絡めながら話は進みます。 巧は引越しをしてきた新田東で豪に会います。 心を開くことがない巧に豪はごくフツーに接します。 豪のおかげで東谷や沢口という友人をつくり、中学に入学。 そこで中学野球を体験します。 リトルリーグとは違い教師に管理される野球。 先輩後輩の関係を強要される野球。 巧の思う「野球」とは違う姿に戸惑いや反発。 それでもボールを投げたいという欲求。 他にも魅力的な人物がたくさん登場します。 横手の天才スラッガー門脇。策謀家の瑞垣。 新田東のキャプテンの海音寺。元キャッチャーで肩を壊した野々村。 チームメイトの吉貞。弟の青波。 片田舎の公立中学2校に、こんなに有望な選手が集まっているのもなんかアレですが。 中学生というゆれる年代を野球を通してキレイにうつしているカンジです。 「キレイにうつす」というのは「そのまま」ってことです。 濁った部分も、真摯な部分も、混乱した部分も、矛盾も欲望もすべてひっくるめて、「そのまま」 いわゆる野球のおはなしではないので、試合の結果とかは関係ないんですが、 やはり最後の試合の結果はこれからのみんなの未来をそれなりに象徴しているように思えるので きちんと書いてほしかったのでそこがちょっと惜しかったかも。 映画化・コミック化されました、けれども一番いいのは原作ですね。
○●アルプスに押し寄せたIT化の波●○ 2006年02月08日
○●美しい25万個のスーパーボール●○ 2006年01月22日
□■ヤクザから命がけのチェイス■□ 2006年01月21日
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