❤ ゜・。・ ♡ 瘋癲老仁妄句 ♡ ・。・ ゜ ❤
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❤ 瘋癲老仁妄句142-06zqx03
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極北の光哀しみの果てを幻る
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オーロラを、生で見たいと、
若い頃から、思いつづけてきました。
余裕ができたら、見に行くことができると、
信じていました。
ついに、オーロラを見に行けるような余裕は、
できませんでした。
でも、今世は、
生でなくても、
テレビで、オーロラを、見ることができるんです。
生じゃないと、意味がないという人がいます。
生じゃないと、値打ちがないという人がいます。
生で見れない老仁には、
テレビで、十分になりました。
生の迫真性はないけれど、
想像力の翼で、
オーロラのビジョンを飛翔することができるんです。
オーロラさんと、恋をすることもできるんです。
その時、オーロラは、老仁の内部の世界になります。
そしてまた、オーロラは、異時空への扉になるんです。
異時空飛翔を遊ぶ老仁にとって、
生も、バーチャルも、
現実も、小説も、
同じ異時空飛翔の世界なのです。
そして、老仁の生身の心が、
取り残された地平で、
叫んでいるのも、感じます。
生身の心は、
その哀しみの眼差しで、
遠い世界の、
未だ見ぬオーロラを、
やっぱり、見たい、見たいと、
憧れ続けているのでした。・・・
以上、
★★★ 『 極北の光哀しみの果てを観る 』瘋癲老仁妄詩 14206 よりの【 転載 】です。 ★★★
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★★★ 『 今はまだ届かぬ思い汝も吾も浅きに拠りぬ深く降り行け 』瘋癲老仁妄詩 13403 へどうぞ!!! ★★★
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