*❤* ゚゚・。♡。・゚゚゚♡゚ 一休さんをあそぶ575 ゚♡゚゚゚・。♡。・゚゚ *❤*
★ 仁訳一休詩『 吟行客袖幾詩情 』春衣宿花yxr0706
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吟行、客袖、幾ばくの詩情ぞ、
開落す、百花、天地は淸し。
枕上、香風、寐イヌるや、寤サむるや、
一場の春夢、分明ならず。
吟行客袖幾詩情 開落百花天地淸 枕上香風寐耶寤 一場春夢不分明
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【 仁 自遊訳 】
春衣にて花に宿る 周建喝食 甲子十五歳なり
花の季節に吟行する。その袖に残る花の香りに、ああ、詩心が湧いてくるよ、
花は開き、華やぐ女たち、天地は光に溢れている。
寝てもその芳しさの余韻で、うっとり、夢うつつの気分だよ、
王朝貴族の春の宴会はさてどんなものだったのだろうね・・・
「周建喝食」は、一休さんが6歳の時安国寺に「侍童」として預けられ、「周建」と呼ばれたことをいいます。
「侍童」「童行ズンドウ」はやがて「喝食」と呼ばれ、そして「沙門」と呼ばれるそうです。いわば見習い僧です。
13歳で慕喆ボテツさんに漢詩作法を学んだ一休さんは、もう15歳で「春衣宿花」を詠んでいます。そして人口に膾炙されたといわれています。
安国寺は足利尊氏が天下太平を祈願して全国に作らせたものです。
安国寺に入れたのは三代将軍義満だったとも言われています。
頓知一休さんでは、一休さんの頓知できゃふんとやり込められるお人好し将軍に描かれていますけれど、実際は、天皇になろうという野心を持った人だったんですね。天皇の継承権を持った皇族はみんな出家させ継承権をなくす画策をしたようです。実力を持った皇族は命も狙われたのでしょう。
一休さんは南朝系の後胤として命を狙われていたようです。
おそらく幼くしてその落胤としての宿命と誇りを生きぬく教育をされてきたのでしょうか・・・。
詩人として生きるか、風狂として逆行を生きるしか、サバイバルの道はなかったのでしょう。
そして風狂にして詩人の一休さんが形成されていきます。
それも桁外れの超人の道を自己実現していったのでした。
*❤* 一休さんをあそぶ575xzq2001
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恵まれて風狂跳躍風柳
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ひょっとすると、義満さんが天皇になろうとしたことに対峙して一休さんは天皇になろうと野望を秘めていたのかもしれません。
最後は弥勒菩薩の森女さんと巡り会って、弥勒菩薩さんに合体していくのですけれど・・・
そんな一休さんの足跡を辿ってみたいと思います。
よろしくお願いします。
恵まれて風狂跳躍風柳 仁
面目坊は弥勒に化身
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<義満さんは天皇になろうとした?>
このことについてご存じの方は、その足跡を教えてください。
小説『一休』には、無敵の刺客に襲われるけれどそれに勝てる武術を備えた一休さんとして描かれているのもありますけれど、肖像画にも朱鞘の長剣を曲禄に立てかけていますし、自分を「将軍」と呼んだりする詩も詠んでいますので、ひょっとすると一休さんも武術を鍛錬していたのかもしれませんね・・・禅寺で武術鍛錬などできそうもありませんけれど。
あるいはシークレットな護衛がついていた・・・。
髯の頂相は古武士の風格ですね。
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