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カテゴリ:アジア州
No.1/6
東南アジア仕事旅行(1973年2月~3月)の余談 小生達が、東南アジア訪問を計画したのは1972年のことであった。 いや、計画をしてくれたのは、小生とともに日米会話学院の同じクラスで学んだ、後述の先輩であった。 目的は、同地区に進出している邦人企業を実地に見てくることにあった。 視察対象は台湾、香港、マレーシア、シンガポールへの進出企業である。 実際の訪問は翌年1973年早春の予定である。 台湾と日本は、蒋介石総統の「以徳報怨」という、日本への「歴史的な損害賠償請求権」の放棄などの好意に助けられて、仲の良い国交をしてきたが、こともあろうに、アメリカ大統領ニクソンの中国本土訪問に刺激された、田中角栄内閣が日中国交正常化を樹立したことで、遂に日台国交は断絶の憂き目にあった(1972.9)。 小生達の訪問計画から、台湾は消えて、代わりにと言っては失礼だが、韓国に代わった。 脳梗塞の頭を呼び起こすために、昔々の、二週間にわたる有意義な仕事(勉強)旅を思い出し、余談や最近の資料を、分冊で記述する。 呆け頭の再生トレーニングなのである。 そう PLAY BACK ! PLAY BACK ! なのだ。 脱線が多いこともお許しを ! エピソードがある。 小生がこの時に随行した優秀な上司は、帰国後しばらくして、膵臓癌で死亡した。 小生は、耳が遠いのか、英語の聞き取り能力に問題があるのか、今回の旅行でも、空港の離着陸時間のアナウンスが良く聞き取れない。 上司が、さっき何かアナウンスがあったが、見に行ってくれというので表示板まで行くと、確かに搭乗時間が変更になっていた。 もしかしたら、この旅行で、上司には多大の、ご迷惑をお掛けしたのかも知れない。 ご冥福を祈るばかりである。 ついでに小生について述べておきたい。 英語が不得意の前に、まず、小生の頭の悪さをしめす。 小生の父は数学に強かったが、小生は、数学の「定理」を憶えきれずに、試験の途中でも、「定理」を自分で証明してから解を求めるので時間がかかる。 丸暗記ができない、記憶力がない、「揮発性メモリー」のように、「電源が消えれば終わり」のような頭なのだ。 今の脳幹梗塞をカバーできる、128Gバイト級の「不揮発性メモリー」を脳内に予備として持ちたいものである。 英語は、「自然言語」であり、「人工言語」(エスペラント)ではない。 旨い言い回しを探そうにも、記憶力がないなら、何も表せない。 小生は、日米会話学院で、Mr.Walking Dictionary(Bookish Englishの意味もある)と老女先生から「愛称」をもらった人物である。 意味は、「発音も、たどたどしい男が和英・英和辞書をたえずもって歩いており、でることばは辞書をつなぎ合わせたようで、英米国人の発想ではなく、日本人の発想であるので、英米国人には話の内容は全く判らない英語である」と、皮肉たっぷりである。 決して、辞書のように素晴らしい知識が歩いている、と言う意味ではないようだ。 なにせ、田舎もので、大学でも外国人に習ったことがなく、まるで英語の感性が付いていないのだ。 田舎ものの小生には、英語は「憧れの言語」であり、「尊敬する言語」ではなく、話す人の人格を尊ぶ「心」や、話の内容を良く「聴く耳」をもたない。 英語や、母国語で話したり、聴いたりする能力以前に、誰かが言った「人間失格」である。 日本の英語教育の失敗だけではなく、本人の問題でもある。 FENも眠くなるまで聞き流すのが楽しいのである。 意味が分かると、幻滅するので理解したくない、という不条理な弁解である。 もっとも、小生は、会社からの派遣生でありながら、シャロン・ストーンよりも若く美しい米人教師に憧れて、一番前の席で、「唇を眺めてボーッとしていた時期」があった。 間もなく、彼女の許嫁が来日して、あわてて連れ戻したようだ。 おなじ会社から、小生以外にも2名の企業派遣生がいた。 一人は、子供の頃、父親が外国の領事館で仕事をしていたので、英語は母国語に近く、学院の最上クラスにいたが、その後、会社を早期退職してアジア開発銀行で大活躍した同輩かつ友人である。 もう一人は、横浜市で国立大学の学生時代から、アルバイトで外人に接し、旺盛な表現・接客能力をもっており、小生と同じクラスにいたが、学院の英語演劇発表会で熱演し、会社でも成功した先輩である。 BLOGで使用する、訪問国の最近の基本情報はJETROのDataを加工したものである。 それ以外の詳しい情報は下記の知人に問い合わせ願いたい。 相談室にいたせいか、直ぐに、有能な専門家に振り分けるクセがついてしまった。 「めいてい君の日記」を見た、と社長に言えば親切に指導してくれよう。 クロスボーダー・ジャパン(株) 代表取締役社長 大場由幸 氏 http://www.sailing-master.com/ 会社名 : クロスボーダー・ジャパン株式会社 (Crossborder Japan Co., Ltd.) 資本金 : 1000万円 本 社 : 東京都港区東新橋2-10-10 東新橋ビル2 階 ARI Flap Stage 内 渋谷オフィス:東京都渋谷区渋谷3-29-22 投資育成ビル3 階 E メール : cbj@crossborder.com.sg U R L : http://www.crossborder.com.sg/japan カバーエリア:中国、インド、韓国、フィリピン、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ベトナム、タイ、ミャンマー、ブルネイ、バングラデシュ、スリランカ、ラオス、カンボジア いま、企業進出で一番忙しく動いているのが、ベトナムかも知れない。 なぜなら、かれのメール発信地を見ると、同国のハノイからが多い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 31, 2013 08:22:34 PM
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