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カテゴリ:栄養・健康
★ ノン・アルコールビールというのがよく売れている。 ★ 昨年初めに、米国科学誌「PloS ONE」にホップのエキスがアルツハイマー病の 顕著な予防効果を持つことが証明されたとあった。 京大研究チームのマウスによる実験で発見されたのであった。 その成分は、アルツハイマー病に対する発症と進行の 予防効果が顕著に期待できるという。 サッポロビールが、この知財権のライセンスを受け、 ビール原料のホップで培った技術を総動員して、 アルツハイマー病に有効な健康食品、サプリメント等商品開発を 目指すといった。 ★ 彼らの研究は、安全が確認されている漢方薬の原材料のなかから 適当な酵素を見つけることにあった。 その酵素は、脳内の神経細胞が「特殊なたんぱく質<*>の凝集・沈着」で 死滅するのを阻害する役割を果たす、というものである。 「たんぱく質の凝集・沈着」の活性化を最も顕著に阻害するものとして、 ホップエキスに効果が認められたのである。 <*> たんぱく質アミロイドβ(Aβ)が、健康な人でも40歳代から蓄積が 始まるといわれている。このAβ産生では酵素Yセクレターゼが 活性するから、それを阻害する薬が研究されてきた。 その阻害に最も効果のある物質がホップエキスであることを 京大チームが突き止めたものである。
★ しかし、製品のビールにはホップエキス効果は 熱処理するからだろうか、取り除かれているらしい。 その成分を取り入れて貰う、生ホップの利いたビールはありえないだろうか。 いままで、ビール業界が、折角のホップエキス成分を取り除くことで、 アルツハイマー病を 加速させただけであったなら、 お詫びの印に 新しいホップ効果のある、生ビールを製造して貰いたいものである。 ★ 小生は脳幹梗塞になって以来、ビールが砂をかむような味になってしまい お陰で断酒ができていた。 しかし、サッポロビールの工場見学で 生ビールを美味しく飲んで以来、飲めるようになっている。 特に、吟醸酒などは美味しく感じるようになった。 不思議なものである。 ビール工場内のビールは市販のビールと 何かが違うかもしれない? そうまで思ったほどである。 是非ともアルツハイマー防止用のホップの効いた 生ビールを飲みたいものである。 ホップの利いたビールは麦芽、ホップだけの エビス(サッポロ)、モルツ(サントリー)ていどと 数少なく、その他は米・トウモロコシ・澱粉が添加されている。 ホップは残念ながら過熱されるとアルツハイマー防止効果は 期待できないというから、なんとか、過熱しないで 出荷できるノン・アルツハイマー・ビールが欲しいものである。 ビールを飲むとアルツハイマーになりやすいのでなく、 生ホップ・ビールを飲むとアルツハイマーが予防できるような 夢のビールが欲しいものである。
<ホップの雌株の球花・・・京大> ★記事紹介 ・ホップ抽出物でアルツハイマー病の発症を抑えることに成功 http://www.kyoto-u.ac.jp/static/ja/news_data/h/h1/news6/2013_1/140130_1.htm http://www.sapprobeer.jp/news_release/0000020737/ ・本物のビール www.mynewsjapan.com/reports/422 ・サントリーのポップ・エキス説明 www.ntm85net/kesyouhin/ho2.html
<同上の「化粧品ガイド」より> ★ 今年のビール大手の販売戦略が出揃って、高級化を目指しているようだ。 ただし、麦芽とホップだけの高級ビールは限定的である。 ぜひ、ホップエキスが有効な大手高級生ビールが出荷されることを 祈っている。 できるだけ安価なビールが欲しい。 ★ 科学音痴の呆け老人だからミスが多いと思う。 原文をご覧ください。 ★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 10, 2015 05:17:17 PM
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