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カテゴリ:アジア州
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日本でも山崩れはおおい。 火山灰質の土壌は脆い。 熊本県、鹿児島県などで水害が多発する。 大人足(=おひとがし)を生んだ黒シラス、薩摩の白シラス土壌が 濁流をもたらす。 古代ローマでは金鉱山を「山崩し*」という大規模採掘方法で行っていた (スペインのラス・メドゥラスでみられるルイナ・モンティウムruina montium*)。 険しく厳しい山々でも水の力には敵わないのである。 呆け頭でも砂場に水を流すと造形物が跡形もなくなるのでそれが判る。 ★ 中国での三国志の蜀漢の軍師・諸葛 亮(181年~234年、Zhūgě Liàng) 孔明が 住んだ国・四川省ではしばしば山崩れが起きる。 「洪水の予報や伝達手段が拙い」とは言われるが、それ以上のことがあるのでは・・・ ここら辺りは脆い土壌なのであろうか。 四川大地震(2008年5月12日14時28分)からの復旧は進んでいただろうか。 インド亜大陸は南の方にあった巨大な島であったが、 (呆けの小生は惑星Xが地球に接近したころ、 巨大隕石が2つ地球のインド洋、ユカタン半島に衝突、 インド亜大陸を分離させて、北方向に引き寄せたのではないかと「空想」する) ユーラシア大陸に衝突し、ヒマラヤ山脈やチベット高原を造形している。 その圧力は凄まじいものであろう。 ![]() <ヒマラヤ山脈の形成説 Webから→ここには「惑星X」はいない> ///////////// 呆けが想像するに、インド亜大陸は、メキシコユカタン半島に落下した巨大隕石 (6603万8000年前にチクシュルーブ・クレーターを形成)と同じころに 落下した巨大隕石に襲われてゴンドワナ大陸から分離を始めて、 北上したのではないだろうか。 このころの白亜紀末の粘土層には地球に稀なイリジウムが豊富に存在するのが証拠!? その北上のエネルギーが火山活動(デカントラップ)を大規模化させたのではないだろうか。 ![]() <デカントラップ:Webから> ・ ・ ・ 1~2万年を周期とする惑星Xを無視した、巨大隕石衝突の物凄さに目を瞑りたい 科学者の思惑で地球の歴史が描かれているようでならない。 インド亜大陸はこんなに悠長に北上せずに一気に移動したかもしれない。 地球の引力が弱まる惑星Xの接近時点と、巨大隕石の衝突などが重なれば 違った地球史が描かれるかもしれない!? ////////////// たしかに、自然の大陸プレート同士の軋轢が四川大地震、東日本大震災の 巨大な地震の発生源である。 しかし、自然の猛威だけでは説明しきれないのではなかろうか。 脆いのは、人類が山野林を無計画に伐採してきたからではないだろうか。 植林を伴わない、無計画な伐採を行うと、土壌は荒れて山肌は流出し、 河川・湖沼は浅くなり水を貯めることができなくなる。 自然と、洪水が起きやすい環境となる。 中国での災害復旧計画は緑の復活は見えても下記のような災害を起こしている。 根本的な解決には程遠い「付け焼刃」くらいの脆さかも・・・ ![]() <四川省の大規模土砂崩れ現場:2017.6.24 AP 撮影;朝日新聞デジタル> タイなどでも、山野を無闇に焼畑農耕や森林伐採していることから 下流で大洪水が起きていると聞いている。 ![]() <2011年10月のタイ・アユタヤ県工業団地ホンダ工場の洪水被害:Reuter> 中国でも貧しい山間部の人々が山野を切り開いていることも原因ではないだろうか。 (ベネチア後背地のように造船や杭打ちのための造林・伐採の長期計画はなかろう) 習金平政権はこの災害を重要と捉えているようである。 むしろ、「農村部での貧富の差が著しいこと」こそ、その原因かもしれない。 ★ 共産主義社会でありながら、貧富の差が拡大しつつある中国では、 人間社会ばかりでなく自然社会が牙を剥いているのかもしれない。 「一帯一路計画」を推進する前に、自国民の健全な生活基盤(=足元) を見るべきではないだろうか。 ★ 少数民族が多く住むチベット山間部などが見放されては、多民族国家の 中華人民共和国の健全な発展は期待できないであろう。 モンゴル帝国(中国・大元朝)初代皇帝・英雄チンギス・カン (1167年頃誕生~1227年逝去) (モンゴル語: Cinggis qagan.svg 、キリル文字:Чингис хаан、 ラテン文字化:Činggis Qan または Činggis Qa'an、漢字:成吉思汗・・WIKIPEDIA) 遠征がなした交易路シルクロード征服を、 「一帯一路計画で経済的に復元する」野望は、まずは国内国民の生活基盤を 盤石にしてから行うべきであろう。 AIIB設立・運営の資金があれば、四川省の災害復興は十分に賄うことができるように この呆け頭でも想像できる。 南シナ海を埋め立てるよりも、四川省などの荒れた山河を緑濃い保水地域に 様変わりさせることが最重要であるように思われる。 山野が十分に水を貯えることができれば、洪水の危険は少なくなり、 川下から見た重要な水源地としての機能が復活するのではないだろうか。 ★ 開発~開発で山河を無闇に削っていくことは、人災を増やすことになりかねない。 ボケでも解るこの悪循環を直ちに改める必要があるように思う。 ★ 中国大陸や東南アジア、北のシベリヤ大陸から古代の人間たちのうち、 「東の方から次々と移動してきたこの島嶼の塊に移住したのが日本人」である。 現在の中国大陸に住む、中国や朝鮮の人々が自然との共生を上手く行わないことに、 自分達の自然猛威対策を反省しながらも、もどかしさを感じるこの頃である。 ★ マチュピチュに洪水から逃れた人類も、2千年経って 過去の災害を忘れ去ってしまったのではないだろうか? 呆けの嘆きに過ぎない。 ★ 惑星Xの軌道が判らずに、地球の歴史を語る賢人たち!? ![]() <惑星Xの未知の軌道=周期1~2万年:WIKIPEDIA> ★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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中国の民主活動家でノーベル平和賞を受賞した作家の劉暁波氏が13日、多臓器不全のため死去した。61歳だった。同氏は末期の肝臓がんと診断され、国外での治療を希望していたが、中国政府は最後まで出国を認めなかった。劉氏は2008年、共産党による一党独裁の廃止を訴えた「08憲章」の起草を支援。2009年に国家政権転覆扇動罪で懲役11年の判決を受けた。服役中の2010年、中国での基本的人権の確立のため、長期にわたり非暴力的な手段で闘ってきたことが評価され、国内に住む中国人として初めてノーベル平和賞が贈られた。劉氏は先月、服役中の刑務所から仮釈放され、北部瀋陽の病院に移送されていた。治療を担当した医師は病院近くのホテルで会見を行い、劉氏が現地時間午後5時35分(日本時間午後6時35分)に親族に見守られながら死去したと明らかにした。米ホワイトハウスは13日の声明で、トランプ大統領が劉氏の訃報に接し「深く悲しんでいる」と発表した。トランプ氏はこれより先、訪問先の仏パリで米中関係に質問された際、劉氏には言及せず、中国の習近平国家主席について「偉大な指導者」で「非常に才能のある人物」と称賛していた。ティラーソン米国務長官は劉氏の死去を痛ましいとし、中国に対し劉氏の妻、劉霞さんの解放を要請した。ホワイトハウス当局者は12日、トランプ大統領が今月2日の習主席との電話会談で劉氏について言及したほか、マクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)も先週の20カ国・地域(ドイツのメルケル首相は、劉氏が「市民の権利と表現の自由のための勇敢な闘士」だったと述べ、哀悼の意を示した。仏、英、米の政府は、劉氏の親族の行動の自由を認めるよう中国に求めた。ノルウェーのノーベル賞委員会のレイスアンデルセン委員長は電子メールの声明で、中国政府が劉氏の死去を巡って重大な責任を負うと非難。「病状が末期になる前に劉氏が適切な治療を受けられる施設に移送されなかったことを深く憂慮している」とした。米国のブランスタッド駐中国大使は「中国は深い信念を持ったロールモデルを失った」とし、劉氏は懲役ではなく尊敬と称賛を受けるべき人物だったと述べた。菅義偉官房長官は14日、閣議後の会見で、「引き続き、高い関心をもって中国の人権状況を注視したい」との考えを示した。「自由、基本的人権の尊重、法の支配は国際社会の普遍的な価値だ。中国でもこの価値が尊重されることは極めて重要だ」と語った。台湾の蔡英文総統はフェイスブックのページで、人々が自由と尊厳を享受できる民主主義を通じてのみ、中国は誇りを持った真の大国になることができるとした。香港では、市民ら約100人が集まり劉氏を追悼した。
国連のゼイド人権高等弁務官は、中国に劉霞さんの自宅軟禁を解き、希望すれば出国を認めるよう求めた。劉霞さんは2010年以降、自宅軟禁下に置かれている。中国では、劉氏の死去に関する言及はミニブログ「微博」では直ちに削除されたが、メッセージングサービス「微信(ウィーチャット)」では、劉氏追悼の画像やコメントが共有された。中国国営の新華社は英語で劉氏の死去を短く報じ、「中国のがん治療でトップクラスの専門家」が同氏の治療に当たったとした。中国共産党機関紙「人民日報」系の環球時報は、ウェブサイトに掲載した英語の論説記事で、劉氏の最期の日々は海外の勢力によって政治的に利用されたと批判した。G20)会合で中国側の当局者と劉氏について話し合ったと明らかにした。Reuter2017.7.14 14:56 (Jul 14, 2017 07:30:48 PM) |