3439008 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

めいてい君のブログ

めいてい君のブログ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Calendar

Archives

Keyword Search

▼キーワード検索

Comments

 めいてい君@ 日本の純資産~過去最大の純資産で円建てでは世界最大 [東京 28日 ロイター] - 財務省は2…

Freepage List

Category

Oct 19, 2018
XML
​​​​​​​​​☆

日本貿易統計(~9月)が昨18日に公表された。

折角、財務省から詳しい資料が公表されているが

各新聞社ではそれを加工している。

ここでは敢えてほぼそのままに眺めてみたい。

・対世界の貿易の差額(収支)

 東日本大震災(2011.3.11)による

 福島第一原発事故で電力を火力に依存したことで

 輸入(原油)が圧迫してきた。

 貿易収支は、2012年度から2014年度に

 ▲8.2兆円​
▲13.8兆円▲9.1兆円、

 2015年​​上期は▲1.3兆円と

 マイナスが続いたが、

 下期から1800億円のプラスに転じ、

 2016年度は4兆円と大きく伸びたが、

 2017年度は2.4兆円と低下し、

 2018年度上期には2200憶円と

 再び縮小している。

 米国が企てる世界的な原油の

 供給不足事情から石油価格が

 高止まりしていることも一因。


・対米向け貿易額の差額

 我が国の、文字通りのドル箱であり、

 2012年度から2017年度に

 5.3兆円​​
6兆円6.5兆円

 →7.2兆円6.6兆円​7兆円であったが、

 この2018年度上期では3.1兆円と

 減速している。

 (今上期は輸出単価指数が▲0.7%低下し、

  輸出ドライブ?起こった?

  対米輸入の増加は、米国産シェールオイル・ガス

  の増加や、トランプ大統領の押し売り圧力でもある。)



・対EU向けの貿易差額は

 2012年度から2017年度にかけて、

 ▲4200億円→▲7200億円​
▲3800億円

 →▲6300億円▲1400億円​▲1800億円。

 2018年度上期は▲2200億円と

 マイナス幅は再拡大中。

 (輸入単価指数が11.5%も上昇し、

  輸入数量指数が▲1.2%低下)


・対中国向けの貿易差額は

 2012年度から2017年度まで

 ​
4兆円→5.6兆円5.8兆円

 →6.1兆円4.2兆円

 →3.4兆円と推移したが、

​ 2018年度上期には▲1.3兆円と

 マイナス幅は前期比▲18.8%と

 縮小した。

 中国には日本の企業が多く進出しており

 外地生産を分業としている日本であるだけに

 マイナスはやむを得ない。


<付表>



1.対世界、対主要地域別の
  2018年度上期貿易伸び率
  (金額・数量・価格:%)
  
​​


2.対世界の2018年度上期までの貿易推移




3.対米国
の2018年度上期までの貿易推移




4.対EUの2018年度上期までの貿易推移




5.対中国の2018年度上期までの貿易推移





   主要品目を含めた

  詳しい分析は賢明なる諸兄に委ねます。

  特筆すべきは、原油・液化天然ガスが

  値上がりしており、今までと違い米国からの

  それらの輸入が増加していることです。

  天然資源の少ない「技術加工国・日本」が、

 トランプ大統領の「押し売り問答」に屈し、

 シェールオイル、シェールガスで活況を呈する

 米国依存を強めた(強めざるを得ない)構図です。




​​​​6.今2018年度上期

  対全世界向け、主要地域向け、

      主要品目分析

  










 以上の各表は、財務省公表資料から。

☆​





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Oct 19, 2018 12:56:25 PM
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.