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カテゴリ:スポーツ・余暇・車
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赤道に近いカタールの首都での スポーツ大会で参加者がバタバタと倒れたことに 恐れをなしたのか?、 2020年開催の東京オリンピック の開催にIOCが異議を唱えた。 オリンピックの発足の引き金となった、 マラソン競技が真夏の開催となっているから 緯度の高い東京よりも緯度の低い札幌の方が 望ましいという。 「開催権はIOCが握っている」から 決めたことには従ってもらいたい、という。 開催場所を東京に決めたのは ブラジルのリオデジャネイロの次であり、 時期も7月24日~8月9日と決まったのである。 開催のほぼ1年前に、メイン種目のマラソンを 「東京」でなく「札幌」に変更する暴挙は、 開催地の面目を潰し、それまで準備してきた選手や 出場選手の強化活動に携わってきた人々の努力を 無視したものである。 開催地は「日本」ではなく「東京」である。 開催地が「日本」なら 国内の何処にしようと自由であるが、 「東京」なのであり、「都民」は 特にマラソンのために道路整備を苦心したのではなかったか。 スタジアムでこなす大半の競技と違って マラソンはそのコース取りに熟慮を要し、 交通の整理も大変なものだろう。 ![]() 1964年の東京オリンピックの開催では、 昔の日本の体育の日の10月10日~24日であった。 下記に示すように、この時期はお天気も良く、 最高気温21℃~最低気温14℃と絶好の体育の時期である。 今回、IOCが2020Tokyo Olympicの開催日に 決めたのは、巨大なスポンサー企業がいる米国では 放映権が空白な時期が7月24日~8月9日に当たる というもの。 「アスリートファースト」ではなくて、 「放映権の空き」具合を狙う、 謂わば、「商業主義にIOCは堕落した」のであろう。 ![]() このような米国での商業主義に陥ったIOCの 開催方針に沿うと、軒並みに30℃の開催場所が現れよう。 これでは「地球温暖化」から開催都市が限定される。 オリンピックを 「放映権の空いている時期に限定せず、 アスリートの運動に適した時期におこなうこと」 に戻すような仕組みをIOCに求めるべきであろう。 商業主義に転じたのは、1974年から アマチュア規定を外して プロも参加できるようにしたことである。 本来は「アマチュアスポーツ」として オリンピックは開催されるべきである。 ☆ IOCは商業主義そのものとなっている。 そこが元凶である。 ☆ 追加記事:桜島の噴火続く ・気象庁の火山ライブカメラ ![]() ・鹿児島市の南日本新聞会館9Fの 桜島ライブカメラ ![]() ☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 7, 2019 07:35:15 PM
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