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 めいてい君@ 日本の純資産~過去最大の純資産で円建てでは世界最大 [東京 28日 ロイター] - 財務省は2…

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Jan 16, 2020
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​​​​​​​​​​​​​************

以下は、津波のような
金融構造「銀行の底辺」
   を襲う
 「経済の荒波」
   について
 取り上げて居るのを
  纏めたものです。


************


​​​​​​​​​Tsunami氏から


1.「金融の近未来」
  ・・・京大大学院 岩下 直行 教授

​​ 15日付の日経朝刊コラム「金融の近未来」に、

​「いまの銀行業は残らない」​と題する

京大大学院・岩下 直行 教授
(昭34年慶大経卆、日銀入行、現京大大学院教授)
によるショッキング(タイムリー?)な記事が
目に留まりました。

 岩下教授によると、
かって金の預り証として銀行券(お札)が発行され、
その銀行券を預かる存在として
銀行の預金が生まれたが、今後は預金にリンクして
いる「フィンテック企業」が利用者との接点となり、
銀行業が従来のままで残ることはなくなり、消費者の
ニーズに応えられなければ、銀行は消費者にサービス
を提供することなく「預金」という基礎的インフラだ
けを担う『土管』にならざるをえない、とのこと。

   そして10年後には、幼少期からデジタル機器に
慣れ親しむいまの『デジタル ネイティブ』の世代が
意思決定を大きく左右するようになり、現金決済の
頻度は確実に下がる、とみています。

***

 ネット検索によると、
岩下教授は平成6年に日銀金融研究所に異動後、
約15年間、金融分野における情報セキュリティ
技術の研究に従事。
   平成23~25年日立製作所に出向の後、平成26年
金融高度化センター長に就任、平成28年には新設
された日銀「FinTechセンター」初代センター
長に就任され、平成29年日銀退職後に京大公共政策
大学院教授に就任。


2.「縮む消費、ミニマリストの台頭」
  ・・・多摩大学院 
田坂 広志名誉教授

​​ 日経朝刊は、目下、「逆境の資本主義」
と題するタイトルで、
資本主義が直面する現下の状況
を分析していますが、

第8回は、世界総人口で約20億人に上り
総人口の4分の
1を占める1980年~2000年に
かけて生まれた
「ミレニアル世代の人生目標に注目
しています。

 デジタル技術の台頭でシェアリングサービスや個人
間取引が容易になり、モノを持つ必要性が薄れ、
モノ
の所有欲の乏しい「ミニマリスト」について、
多摩大
大学院 田坂 広志名誉教授が論評しています。

 本来、資本主義経済における消費の原動力は、
人々の見えや羨望にあったのではなかったか?
​​と思う次第。

 


​​
3.「3つの技術潮流」
  ・・・フィナンシャル・タイムズ

 今後の金融決済手段がIT技術によってどのように
進化(変化?)していくのか、
予測がつきませんが、

その1つのヒントになるような記事が日経朝刊コラム
「Opinion」に
「3つの技術潮流」の1つとし
て紹介されていました。

 今日の欧米で「フィンテック」と称される技術は、
中国では「テックフィン」と呼ばれているとか…、
技術がスマートフォン利用者の視点で「金融」の
在り方を完全に変えつつあり、
中国は「後発優位」に
あるようです。

 中国では現金決済からスマホ決済に移行する
スピードが目覚しく、2017年のスマホ決済額は
約17兆ドル(約1800兆円)に上ったそうで、
今や米国の50倍を超える、とのこと。

 その主なけん引役はアリババ集団と謄訊控股
(テンセント)両社であり、
中国農村部には
まだまだ成長の余地が残されている由。

 しかし中国農村部に限らず、わが日本でも人々は
インターネットアクセスを通じ、
安くて便利な一元的
デジタル金融サービスを
求めるようになるのでは
なかろうか、
と危惧(期待?)する次第…。


4.​​​タイの「フィンテック」と
  カンボジアの「デジタル通貨」


 日経朝刊によると、
インターネット技術の進展に伴い、
​​タイでは東南アジアを中心とした移民労働者らの需要
を​​
​取り込むべく今年3月までに国際送金サービス
開始する、とのこと。
 また、カンボジアでは自国通貨「リエル」の信用度
低く米ドル札が広く流通しているそうですが、カン
ボジア国内でドル札が発行されることがないことから
ドル札はどんどんボロボロになってきており、​古くな
った米ドル札を巡る「ババ抜き」が
日常風景とのこと。
 このため、昨年7月、カンボジアでは中央銀行主導
デジタル通貨が
お目見えした、と報じられています。
 小生は、かってカンボジアのアンコールワットを
訪問した際に、
使い古されたドル札を手にし、日本に
帰国後、手持ちのドル札を外為取扱銀行で
円に換金し
たことが確かにありました。
 あの日本に持ち帰った「ボロ札」は新札に交換され、
カンボジアに無事に戻れたか、
いささか気懸かりです。

​5.英国「ボリスノミクス」​

​ 
 6日付朝刊コラム「核心」は英国の次のような2つの
経済政策「ボリスノミクス」を論評しています。
 
​①:ロンドンを南北に分かつテムズ川に沿って​
  経済・社会規制を大胆にゆるめ、大幅な減税を
​  みとめる「特区」をつくること。​
 
②:サッチャー首相が主導した金融ビッグバンに
  ならい、ITと金融サービスを融合した
 「フィンテック」を操るスタートアップを英政府が
  全力で後押しすること。
 
②については、チャレンジャー銀行と呼ばれる個人取引
に特化した「アプリ銀行」が、
そうした英政府の方針の
もとに生み出されたそうで、
アプリ銀行は店を持たず
預金者はすべてを​
スマートフォンのアプリで済ませる、
英当局は矢継ぎ早に銀行免許を与えている、とのこと。
 
​​​ 昨年の下院選挙で国民の信任を得、これからブレグ
ジットを片付けEUとのつながりを
細らせる以上、
英国の寄る辺が「ボリスノミクス」
による世界との連携
ということのようです。



  Mr.Tigersから

 新春から考えさせるテーマを掲載いただき感謝。

 確かに我々のように戦後 物がない時代に育った
者には、高収入や出世が 資本主義の社会の目標
あったように思いますが。

 豊かな時代に育った我々の子供や、
まして孫の世代では全く違う価値観が入ってきても
不思議ではありませんね。
 先日 職場の先輩の葬儀に行き 
ご家族と話をする機会がありましたが
孫の一人が弁護士、そしてもう一人が 
現在高野山で僧侶への道を歩んでいる由。 
 サラリーマンの家庭からも
​​全く違う人生を選択する時代になった​
ことを改めて認識しました。
 あと何年生きられるかわかりませんが 
多様化する日本の社会を少しでも見られるのは 
面白いですね。
   フィンテックとか デジタル通貨とか 
我々元銀行員がなじまない決済手段が発達して 
銀行はもういらないといわれているように
聞こえます。
 今後業界を超えて 
金融機関が提携することになるのでしょうか。






​<関連記事>​
1.
「金融の近未来」






2.「縮む消費、ミニマリストの台頭」





3.
「3つの技術潮流」
・・・フィナンシャル・タイムズ









4.​​​タイの「フィンテック」と
  カンボジアの「デジタル通貨」​​





5.英国「ボリスノミクス」





​​





​​​​​​​​​​​​<めいてい君の追加>​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​


​​​​​​​​​​​​1.寄稿者のファイルは「PDF​形式​​​」​​​​​​​​​​​​​​​​
​  なので​​
  Tracker社のPDFXCViewerなどで
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​ 「JPG形式」に変換してあります。​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​
 
​​​​ さらにJPGを「ペイント」で分離・加工し
 見やすくしてあります。 

​​ 
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​2.*​文字が見辛い方​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​は、​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

​(1).PCでは​
​​   ​「CTRL」+「+」​を押して拡大​​
    できます。
    3回で十分です。
    あとで、「CTRL」+「0(数字)」を
    1回押して、元に戻してください。
​(2).スマートフォンでは、​
    二本指で拡大できます。
​​​​​​​​​​​​​​(3).「HAZUKI ルーペ」なら問題なし。




3.単語の説明
  (WIKIPEDIAなどから)

​​​      ***

ミレニアム  =millennium
  千年紀(せんねんき)とは、
  西暦を1000年単位で区切ったもの。
  2000年には、これを新千年紀の始
  まりと見なす考え方とキリスト教の
  大聖年の祝いとが渾然一体となった
  祝賀イベントが世界各国で行われ、
 「ミレニアム」と騒がれた。

ミレニアル世代=Millennial Generation
          1981~1996に生まれ
          2000年代に成人となる世代
 特色1.デジタルネイティブ
   2.価値観が異次元
    (多様性、シェア、絆、流動、ボランティア) 
   3.その他
​​​​
ジェネレーションX ​
​   ジェネレーションX(英: Generation X)、
  X世代(エックスせだい)とは、米国において
  1960年代初頭または半ばから1980年代に生ま
  れた世代のことである。13th Generation
 (第13世代)とも呼ばれる。​

  「ミー・ジェネレーション」という別名を持って
  おり、個人主義と内向性を特徴としており、
  政治や社会に対して冷めている傾向が強い。



​ジェネレーションY​
 ​​ ​
​   ジェネレーションY(英: Generation Y)、 
  Y世代(ワイせだい)とは、米国において
  1980年代序盤から1990年代中盤
 (または2000年代序盤)までに生まれた世代の
  ことである。
  インターネット普及前の時代に生まれた最後の
  世代で、幼少期から青年期にIT革命を経験した
  世代でもある。​

    ミレニアル世代(英: Millennial Generation)、
  あるいはミレニアルズ(英: Millennials)と
  呼ばれるケースが増えている。
  一桁台から10代でソ連崩壊とグローバル資本主義
  に遭遇したため、プレカリアート
 (非正規雇用労働者)の多い世代である。

ジェネレーションZ
(シマウマ用語集から)

​  ジェネレーションZ(Z世代)とは、2000年
  (もしくは1990年代後半)から2010年の間に
   生まれた世代のこと。
   生まれたときからインターネットが当たり前
   のように存在する「デジタルネイティブ」な
   世代である。
   アメリカの世代分類における、
   1980年代から1990年代に生まれた世代
  「ジェネレーションY(=ミレニアル世代)」
   の次の世代にあたる。
    ジェネレーションZは、
   オンラインとオフラインの
境界線をあまり
   持たず、モバイル端末によって常に

  「接続」「つながっている」状態を必須とする。
   ソーシャルメディア(SNS)への参加傾向も
   強い。

    その一方で、モバイル端末の画面を眺めて
   いる時間
が長すぎるという自覚を持っていたり、
   企業への
データ共有には慎重といった特徴を持つ。
  「ポスト・ミレニアル世代」、2000年以降生まれ
   と
いう意味で
  「センタニアル世代(Centennials)」

   とも同義に扱われることもある。



​​​​





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Last updated  Mar 31, 2020 01:12:07 PM
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