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カテゴリ:新技術
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呆けの小生の所にも毎年のように 「リロバケーションズ会員制リゾート 体験宿泊キャンペーン」のご案内、 1泊2食付き500円~ という「お誕生日の月の真近いお客様」へ ご案内が来る。 ![]() これは、1日だけの別荘オーナーの お試し版で、多少の強引?な勧誘をものともしない お金持ちの方達には楽しいお知らせの様だ。 近くの別荘持ちの友人は快く受け取るが、 我が家には無用である。 別荘を持っている友人には、 彼方此方に持つという有利さが このシステムにはあることが素晴らしいのだろう。 ☆ これとは、異なり、地元の高知県では、 高額なホテル代でも 「航空券+ホテル代+レンタカー代」 などを組み合わせると随分と格安になる。 ![]() 高い航空運賃を支払い自宅に帰るよりも 高級ホテルを予約したほうが安く、お得になるような 気がしたものである。 「箱モノ」の高知のホテル業界は 地元の住民の便宜さよりも、 航空機やホテル・旅館など「ぐるみ」での 稼働率を大事とみる。 高知のホテル業界は 大昔は政治的な島流しの場所 (紀 貫之「土佐日記」)が、 今や航空機乗り入れで、便利になったことが 自分たちの努力のお陰であると思っているようだ。 ☆ その上をいく、「AI」による稼働率優先の、 インド企業と日本のソフトバンクの連携が 問題を起こした。 日本の中小ホテルが多数加盟する この「OYO」という新興ホテルチェーンは、 AIが「最低保証額を設定」し、 それを上回る場合の料金から10%程度の手数料を 獲るシステム。 原則はそうだが、「現実は、AIが時々の 稼働率から最適な組み合わせを選ぶ方式」で、 「一泊700円」の設定もあり得て、 ホテル側では「赤字もあり、さらに最近は、 補償額が突然ゼロに落ち込む時もあり、 昨年12月以来の契約は原則ゼロとなった」という。 ![]() ![]() ☆ 最低保証が維持できなくなった理由を考えると、 「現実の業界事情からは、箱モノのホテルが稼働率が 維持できなくなったのだろう」。 素人の小生が見ても、 中国人はじめ外国人のインバウンド観光が 華やかなりし時代には、 「一般の住宅でも貸家のように民宿を活用するくらい、 つまりは、観光地・京都では旅館・ホテルは 混雑していた。」 今の国際情勢は、 1.韓国人は日本への観光を国策のように渋りだし、 2.目玉であった中国人観光も 武漢での新型肺炎コロナウイルス蔓延で 急激に萎びている。 「OYO」というAI制度の問題解決は、 このような「予見できない事象」を 想定できなかったのだろう。 現在は、AIではとても対応できない事件が 日本では起きているようであり、 ソフトバンクはAIという知能の限界 を理解すべきであった。 ただそれだけの問題だと思う。 ・・・ ・・ 「柳の下にいつも泥鰌はいない」 のだから・・・ ・・ 「同じような処理が得意なAI」 に 「激変の競争社会下の経営」 を 任せようとしても 無益である。 ↓ OYO~YO~の世かも? 「経営は自己責任で行うこと」 が大切だと思う。 ☆ ・ ・ YOI~YOI気味の呆けの言うことではないが・・・ 早く、「AI」で的確な予測ができるような 普通の環境に戻って欲しいものである。 ☆ <参考> 1.「OYO]のホテルのビジネスモデル ![]() <ビジネス+IT OYO Business Modelから> ↓ 旅館のオーナーが保険のように「OYO」を見ては イケナイだろう。 同業として共存する意識がないと今回のような 世界的なパンデミックは乗り越えられないかも・・・ 2.「OYO」の賃貸部門のビジネスモデル ![]() <OYO Life Business Modelから> ↓ 敷金・礼金が異常に高く、身元保証が厳格な 日本の商慣習にメスを入れたことが評価されよう。 ☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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