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カテゴリ:北米地区
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米国商務省(B.E.A.)の一次推計によると~ ・・・・・・・ 米国実質季節調整済GDP「前期比伸び率年率換算」は、 2020年7~9月期Q3には前期比年率 33.1%増加だが、 前期4~6月期Q2に▲31.4%減となった後の 反動の影響が大きい。 +++++++++++ 文字・数字を拡大するときには 「CTRL」+「+」を数回押して 元に戻すには 「CTRL」+「0」を押して下さい。 +++++++++++ <実質季節調整済みGDP 四半期別前期比 年(換算伸び)率推移> ![]() ![]() https://www.bea.gov/sites/default/files/2020-10/gdp3q20_adv.pdf このような、マイナスからプラスに反動がある場合 ** 実質系列の指数の水準で見たほうが、判り易い。 2020年7~9月期Q3の水準は、2018年の1~3月期Q1の 水準にほぼ回復しているに過ぎない。 ピークの2019年10~12月期Q4に比べると、▲3.5%低い。 まだコロナ前の水準に戻っていない。 <実質季節調整済み年換算GDP四半期別推移 →左側が「名目値」、右欄が「実質値」 単位:10億ドル;実質は2012年連鎖価格> ![]() ![]() <実質季節調整済みGDP四半期別数量指数推移: 2012年=100> ![]() 同上 実質季節調整済みGDP構成項目の水準推移を見れば、 GDPは前年同期比で▲2.9%と水準は水面下にあり、 個人消費支出は2018年Q2~Q3の間に回復したが、 民間設備投資は2018年の水準には回復しておらず、 輸出入ともに大きく落ち込んでいる。 政府部門の消費・投資支出は コロナ禍でもほぼ変わっていない。 ★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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