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カテゴリ:思考紀行
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世界のCOVID-19感染者数は 累計で遂に9千万人を越えた! 3密回避・忌避を貫こう。 せめて2次元で世界の感染を見つめなければ 人類に未来はないかもしれない。 日本のPCR検査率はまだ人口の「4.2%」に過ぎない。 同様に陽性率「5.1%」、致死率「1.4%」は 統計的に有意な水準なのか??? 日本の本日10日の数字(更新) 人口百万人当たりの7日間の新規感染者数 https://web.sapmed.ac.jp/canmol/coronavirus/index.html 世界の昨日9日の数字(更新) 人口百万人当たりの7日間の新規感染者数 https://web.sapmed.ac.jp/canmol/coronavirus/index.html 日本が考えていた昨年の当初は: 「見える化指標」は 7日間で安全=「5」であった。 「5」とは7日間で「20万人に一人」 (=1百万/5) 芸術は爆発!でいいが~With Coronaで? COVID-19は・・・) 7日間で →東京都は 1,192人に一人(=1百万/838.7) の感染 日本は 3,113人に一人(=1百万/321.2)。 全英では 162人に一人(=1百万/6169.2) である。 *********** 他方で~ 別のCOVID-19感染推計がある~ UK(イギリス)の人口は約6,300万人 で、うちイングランド5,300万人、スコットランド 530万人、ウエールズ300万人、北アイルランド 180万人である。 英国国家統計局は1月8日に感染推計を発表した。 このイングランドでは昨年12月27日~1月2日 の間に約112万人が感染していたというから 約50人に一人(=5,300/112=47)が感染した。 ロンドンでは30人に一人と言う。 *********** 2つの統計の辻褄が呆けの小生には掴めないでいる。 呆け頭には、 英国の感染者数字が可笑しいように思う 1月9日で3,017,409 1月2日で2,599,789 7日間増加分417,620(1日当たり59,660) 人口百万で割る→417,620/6.3=66,290 <呆け頭は~ここで桁数の間違い> 正 →417,620/68.0737=6,135 桁数が違うように思う(小生のボケミス!) 脳幹梗塞が続いているかも・・・ 東京は・・・ 838.7*13.962725/7=1,673 1日当たりの新規感染者数に近い *************** NHK BS1では今回のコロナ危機で 混迷する社会を鋭く衝いている。 昨年4月の収録だが~純粋な気持ちで~ その頃に戻るべきだと思うから・・・ その中にヒントがあるように感じる。 纏めてみたい。 勿論、自分の趣味だから、 既に視聴済みの賢明なる諸兄は SKIPしてください。 ★ <本文> 新型コロナウイルスによる社会の混乱、 社会の閉塞、出口はまだ見えない。 U.S.A.では人工呼吸器の価格が高騰、 中国では世界から注文が殺到する。 資本主義でつながっている。 人類の連帯テストにある。 自由主義の終焉か。 世界経済のあり方をこの危機が何処まで変えるか。 株価、景気、雇用、GDP,産業構造~世界の景気、 日本は何処へ向かうか・・・ 中国からWHOへ:コロナの最初の報告があったのは 2019/12/31。 1月足らずで都市封鎖に転じる。 しかし、感染は止まらず~世界へと拡大、 米国は非常事態宣言を発布、大国の動きが止まり、 NYダウ株価は急落 (1月28千ドル台→3/16終値20千ドル)、 取引停止のサーキットブレーカーが出るほどの乱高下。 世界経済を先導する米経済の失速、各国の混乱、 株価の乱高下。 第一章 コロナ危機 その時 世界は? 米NYのジョゼフ・スティグリッツ博士 (ノーベル経済学賞受賞;コロンビア大学、 世銀チーフエコノミスト) 様々な点で状況は悪化したが、 短期的に経済を下降させるのは「社会的距離SD」、 しかし中長期では一切合切の問題は明白となる。 個人や企業のバランスシートBSは悪くなり 多くの人が流動性の問題に直面。 総需要の問題に直面する。 BSが悪化すると人々は物を買わなくなる。 SDから~われわれがこれまで対応してきた 何よりも難しい問題へと姿を変える。 総需要と流動性の問題、同時に供給側の問題が発生。 注意して扱うべき未知の領域に入らざるを得ない。 「未知の領域」 この状況から脱出するには、ある程度のスキル、 思慮深さが必要。 ・・・ドイツのボン・・・ 「集団の大きさの法的解釈」は二人~家族であるが、 ドイツの独裁政権すら3人以上の集会を禁じたことなし。 SDは前代未聞のやり方。 カジノよりもGAFAがダーティーという 新鋭の哲学者マルクス・ガブリエル教授(ボン大学)は言う。 「新型コロナウイルスは現代の世界秩序の発展を完全に形作る」 「これまでのモダニティ・近代性の中で目の当たりにしてきた どの出来事とも異なる」「我々が現在目の当たりにしている~ 所謂、新自由主義の終焉である」 「新自由主義の終焉」 新自由主義は連帯や国家、制度的組織の構造を純粋な市場戦略 によって支配されるシステムと置換できる基本的経済概念。 COVIDに直面して~酷い機能不全に陥る理由は~取りも直さず 生物学的構造は経済的構造と完全に異なるモデルに依存するから。 「連帯 国家 組織・・・経済的構造 ウイルス・・・生物的構造」 米モンタナ州(侘しい土地に家族と逃れてきた)にいる 歴史学者/ジャーナリストのニーアル・ファーガソンはいう。 エコノミスト達は現実の複雑さを認めたくないが、 ダボスの世界経済フォーラムで「気候変動よりも そのことをもっと心配するべきだ」と発言した。 ほとんどの人は、変人扱いし、中国に何が起きているか 気にも留めていなかった。 1ヶ月も経たぬうちに突飛な意見は政策立案者の間で 危機と認知されるようになった。 実際、1914年の第一次世界大戦も勃発さえ予想外。 墺太利大公フランツ・フェルディナンドがサラエボで 暗殺後でさえ「引き金」になるとは誰も気付かず、翌7月 の最後の週に戦争が起こると気付いた。 そして世界中の金融市場が完全に崩壊し、主要経済国の 株式市場が閉鎖されて年末まで再開できず。 巨大なネットワークは良くも悪くも「伝達する」。 「巨大ネットワークは良くも悪くも伝達」 我々は「良いものしか伝達しない」と考える傾向があるが ウイルスはデジタルであれ生物学的であれ~迅速性重視の 巨大グローバルネットワークを通れば非常に素早く移動が できる。 インドのデリーでは米NYの仕事場から帰宅した 投資系銀行グローバル・ストラテジストのルチル・シャルマは コロナ危機を境に「BC=ビフォア・コロナ」と 「AC=アフター・コロナ」に分けられる、という。 「B.C.とA.C.」 コロナ危機後は 「Deglobalization:脱グロバリゼイション」と 「Debt phobia:債務恐怖症」の期間がおとずれる。 この2つの期間は長引き、世界の成長率は少なくても 戦後レベルまで低い状態が続く。 チェコ共和国プラハのチェコスロバキア商業銀行 チーフストラテジストのトーマス・セドラチェクはいう 「今はこの国でも2人以上の集会が禁止されたが、 そのうちに~冗談だが、一人の会話も禁止になるかも」 「我々は、成長を求めて、それ自体を統合することが できないグローバルな文明=文明タイプ0・・・の 状態にあった。 が、共に戦わねばならない、理解する文明へと変化 ているのかも。ウイルスにとっては国境、宗教の違い、 人種の違いも関係ない。貧乏、金持ちの区別はない。 全体主義体制、自由民主主義においても平等。 とても興味深い危機である。 このカタルシスは~人類の団結が試される試練であり、 中国人、ロシア人、イタリア人、日本人、チェコ人や アメリカ人であれ関係ない。協力しあうこと、 同期させるべきだと思います。」 米国マサチューセッツ州ニュートンの金融史・経済史学者 ペリー・メーリング教授(ボストン大学)は 「今はパラダイムシフトの時期で前の生活に戻ることはない。 今のショックは公衆衛生だけでなく経済的なショックによって 私たちを結び付けている「綱」のような約束の複雑さが 明らかになった。支払いの約束、負債、契約、私たちの 未来はこの支払の約束の”綱”を通して築きあげられています。 それが切り裂かれてしまった。」 欧米の首脳達が、戦争と呼ぶコロナ危機・・・ 世界の成長率 ▲3% 世界恐慌以降で最悪(IMF4月14日発表) 各国も財政出動や金融政策の出動に必死である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 6, 2021 08:59:21 PM
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