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カテゴリ:政治・経済(国内統計etc.)
★ ![]() Ⅰ.2023Q2改定値GDPのお知らせ https://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/ data/data_list/sokuhou/ gaiyou/pdf/main_1.pdf 1.季節調整済み2023Q2四半期GDP の当初値と改定値 (1)2023年Q2の実質伸び率の改定 実質GDP伸び率は速報値→改定値でみると、 「1.5%→1.2%」に改定、 外需は「1.8%→1.8%」と変わらず、 内需の減退が大きかった「▲0.3%→▲0.6%」 ことによる。 さらに内需では「▲0.6%」寄与度でみると、 政府投資が「0.1%→0.0%」と減少し、 主力の民間消費が「▲0.3%→▲0.4%」、 民間設備投資が「0.0%→▲0.2%」、 とマイナスに改定、 内需のプラス効果は見当たらない。 外需は輸出が「0.6%」、輸入が「1.1%」 であり、輸入の減少効果(+)が大きい。 ![]() (2)2023年Q2の名目伸び率の改定 名目GDP伸び率は速報値→改定値でみると、 「2.9%→2.7%」、 外需は「2.7%→2.7%」と変わらず、 専ら内需の減退「0.2%→0.1%」 による。 さらに内需では寄与度でみると、 主力の民間消費が「▲0.1%→▲0.2%」、 民間設備投資が「0.1%→▲0.0%」、 政府需要が「0.1%→0.0%」と更に落ち 込んで、民間在庫投資のみが 「0.0%→0.2%」と増加に改定している。 外需は輸出が「0.8%」、輸入が「1.8%」 であり、輸入の減少効果(+)が大きい。 ![]() 2.季節調整済み2023Q2四半期GDP の改定値を入れた推移 (1)実質の2023Q2 前1~3月期に比べると、今4~6月期は GDPは「1.2%」増加している。 この「1.2%」増加要因は、 国内需要は「▲0.6%」と冴えないものだが、 海外需要が「1.8%」と貢献している。 国内需要では, 民間住宅投資が「0.1%」とプラスの反面で、 民間消費が「▲0.4%」、 民間設備投資、民間在庫投資がそれぞれ 「▲0.2%」と振るわず、 公的需要も「0.0%」であった。 海外需要の輸出は「0.6%」、輸入は「1.1%」 であり、輸入の減少が改善の主体である。 ![]() (2)名目の2023Q2 前1~3月期に比べると、今4~6月期は GDPは「2.7%」増加している。 この「2.7%」増加要因は、 国内需要は「0.1%」と冴えないものだが、 海外需要が「2.7%」と貢献している。 国内需要では、民間在庫投資が「0.2%」、 民間住宅投資が「0.1%」、 公的資本形成が「0.1%」のプラスの反面で、 民間消費が「▲0.2%」、 民間設備投資「▲0.0%」と振るわなかった。 海外需要は寄与度でみると、輸出「0.8%」、 輸入「1.8%」で合計「2.7%」である。 輸入の減少(プラス要因)の貢献が大きい。 ![]() 3.2023Q2四半期GDPの改定値を入れた 年度と暦年の推移 (1)実質 ![]() (2)名目 ![]() 4.日本経済研究センターの短期経済予測 https://www.jcer.or.jp/economic- forecast/2023098.html ![]() 5.日本の実質GDPの推移 https://ecodb.net/country/JP/ imf_gdp.html ![]() 6.日本の名目GDPの推移 ![]() 7.輸入物価指数 https://jp.gdfreak.com/public/detail/ jp010501006000030001/1 ![]() ★ Ⅱ。外貨準備高~2023年8月末 米ドル https://www.mof.go.jp/policy/ international_policy/reference/ official_reserve_assets/data/ 0508.html ![]() 2023/8末外貨準備高 中国:3兆1,601億ドル 金保有高:2,165t 日本:1兆2,511億71百万ドル 韓国: 4,183億ドル ![]() ![]() ★ Ⅲ。世界の名目GDPランキング ![]() ★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 10, 2023 02:58:43 PM
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