仮面ライダーX 第21話「アポロガイスト最後の総攻撃!!」 その2
店を荒らされ「店の賠償請求を送り付けてやりたい位だ!」と呟いた藤兵衛の目の前に瞬時に現れ、現金の札束をくれてやるアポロガイストが笑える。香典まで用意して「例え敵でもいい印象を残しておきたいからな!」といい男ぶりをアピールするとか、なかなか面白い悪党だ。しかしコイツ、悪の組織ゴッドの中堅幹部なのに怪人どもからは生意気な同僚扱いで人望が薄く、再生怪人のアキレスもあっさり裏切りやがった。アキレスの裏切りに勘付いて先にアキレスを始末するが、アキレスがパーフェクターを持っていた事を知らなかったのは意外だなアキレスはアポロン第2宮殿に入場する際、敬介から借りたパーフェクターを入口で提示し、宮殿内部の仲間にわかるよう堂々と見せつけていたのに、アポロガイストはその場面を監視カメラで見ていなかったのか?出入口を警備していた戦闘員たちはアキレスがパーフェクターを持っている事を知ってるはずなのに、上司のアポロガイストにアキレスがパーフェクターを所持している事を無線等ですぐに伝えなかった?そもそもパーフェクターが延命の為に欠かせない重要な必須アイテムだと部下には教えておらず、戦闘員たちもその価値を全く認識していなかった?或いはアキレスが持っていたパーフェクターはどうせニセモノだろうと思い込んでいたのか……まさか本物のパーフェクターをアキレスに持たせているとは予測できなかった!?ニセモノだろうがエレベーターから出てきた時点でアキレスが持っているパーフェクターをとりあえず回収するよう警備担当の戦闘員に命じるのが普通だと思うが、そんな考えすらよぎらなかったのか!?いずれにせよ間抜けだな。敬介もアイツがパーフェクターを欲しがっている事に気付いていなかった。パーフェクターをゲットできず、手が震えて発射した弾丸をまともに命中させる事すら叶わなくなって己の最期を悟った再生アポロガイストは自ら火達磨と化しXライダーを襲うが空振りに終わり、とどめのキック技まで浴びて爆死今回は見所が多くて面白い回だった