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カテゴリ:雑記
先程無事帰宅しました。
都心から7時間程かかり、やっとです。 既に自宅にいたダンナが点けていてくれた玄関の明かりが、どれ程嬉しかった事か! 地震発生直後はビルの7Fで業務中、あまりの揺れの酷さに、基幹業務のルータを押さえ、倒れるPCを支えた。ルータを抑えている間に、自席の後ろの書棚からキングファイルが尽く散乱し、回転式のブックシェルフが本体毎大きな音を立てて落ちた。給湯器の扉が勝手に開き、中の水タンクが前面に走り出した。来客用のグラスが棚から落ち、割れた。 最初は呑気にテレビのニュースなどを見ていたが、余震の多さと揺れの大きさにただ事では無い、と帰宅命令が出て、幸運な事にビルの駐車場には社用車が何台か残っていた。 総務で帰宅地域毎に割り振られ、各々社用車に分乗して送ってもらう事に。 携帯は繋がらず、ダンナも母も兄にも連絡がつかない。 ダンナもさることながら、老齢の母が気がかり。 母には何度連絡を入れても繋がらず、やっと繋がったと思うと、何度コールしても誰も出ない。 兄はまだ仕事場の筈だが、携帯が繋がらない。 ワンセグで見るニュースの悲惨な事。背筋が震える。 一足先に抜け出した都心の駅周辺には人だかりができていた。 3時間くらい経過してやっと、ダンナとメールのやり取りが出来、母の安否は更に2時間以上かかって確かめられた。兄とも一時的に携帯が繋がり、無事を確認した。 各地方の惨状は続々と知らされているが、恐怖を感じる。 それでも私は命があった。 主人も兄も母も義父も義母も怪我はなかった。 幸運にも自宅まで送ってもらえた。 今この時、家族に連絡が取れず、一人で困っている人もいるだろう。 お腹が空いたり、トイレに行きたかったり、寒さや心細さに震えているひともいるだろう。 郊外になるにつれ、下り線より上り線の渋滞が酷くなっていくのが象徴的だった。 恐らく、都心で途方に暮れている家族を向かえに行くのだろう。 一人でも多くの人の無事を祈って。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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