学術的志向の大阪市立大学理学部附属植物園
はじめてココに来た。阪神エリアや大阪西北部の住民ならば、枚方市方面は京阪電車沿線の関係者でないと用事ない限り、通常は行かない。 大阪市立大学理学部附属植物園 植物園の存在は以前から知っていたが、植物園ならコロナも原則、関係ありませんね。大阪市立大学理学部の生物学科には、以前、吉良竜夫という有名な植物生態学者がいた記憶がある。 ここまで久々の京阪特急経由で来たが、京阪特急はすっかりキレイで乗り心地が良い乗り物ですよ。プレミアムカー(特急券購入)も連結されている。 最寄り駅は京阪電車の交野線の終点・私市(きさいち)の駅です。 交野市の私市エリアは大阪市方面や京都市への通勤通学が多い枚方市の郊外にあり、田園も目立つ場所である。だが、時刻表を見ると10分間隔で電車(昼間は4両編成)が来る。朝は通勤客が多いってことです。車両もきれいです。 ここは生駒山地の北部丘陵ハイキングの入口でもあるが、駅前にほとんど店がない。大阪北部の阪急箕面駅前の賑わいとえらい違いである。まあ、目玉が「くろんど池(奈良県側)」ハイキング施設程度で温泉地でないのも理由かな。 さて、附属植物園は、山地の丘陵部にあって、入り口が標高40m程度で園内の最高所が標高140m程度です。尾根筋が3本程度、谷筋が4本程度ある。 理学部の施設なんで緑地公園と異なり洒落たバラ園みたいな観光アピールなどはない。桜の木だけが春用にまとまって植えてある。植物生態観察や地元樹木・花の栽培技術のための施設です。もちろん、理学部生物学科の教員・研究者用の研究棟や作業棟も点在している。 <園内の広めな樹木間の道> また、珍しいメタセコイヤの林がある。 野外の生物相手だから、慢性的な予算不足と言われる大阪市立大学には珍しい施設だ。 近所の住民は季節に合わせて利用しているようだし、子供は無料だから公園散策目的で日常的に利用してる模様。