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偽装サラリーマンのモラトリアム日記

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2015年11月03日
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カテゴリ:本・雑誌
『報復』はジリアン・ホフマン作のアメリカの女性検事が主役の法廷・警察ノベルである。作者も元・検察官である。主人公である女性検察官C・J・タウンゼント(のちのクローイ・ラーソン)を巡る物語。
    
  
10年ぐらい前にジュンク堂で購入した。日本では文庫(ヴィレッジブックス)で45万部を超えるベストセラーとされている。その後、続編と少し年数経過した最終編が出版され、現在では合わせて3部作とも言われている。

1作目が600ページを超えるのに最後まで読む気になったのは、筋の面白さは当然として、日本語の訳者(吉田利子)の力量の貢献が大きい。
(同様の法廷物の文庫本はハヤカワ文庫や講談社文庫で出ているが、最後まで真剣に読む気がしなかったのと対照的である。)
  
<第1作目>『報復』(原題 Retribution)、ヴィレッジブックス、発行2004/11/20、616ページ <---文字サイズが小さく長編と言える。

報復2004年

〔出版社提供のあらすじ〕
太陽の街フロリダは、キューピッドに怯えていた――それは若い金髪美人ばかりを狙い、何日も被害者をいたぶったあげく、生きたまま心臓をえぐり出して殺す連続殺人鬼の名だ。
捜査は難航したものの、偶然、キューピッドが捕らえられる。やり手と評判の女性検事補、C・Jが担当することになったが、法廷で犯人の声を聞いた彼女は愕然とした。それは今なお悪夢の中で響く、12年前に自分を執拗にレイプした道化師のマスクの男の声だった!
こいつを無罪放免にしてはならない――恐怖に震えながらも固く心に誓うC・Jだったが、次々と検察側に不利な事実が発覚しはじめ……。期待の大型新人による戦慄のサスペンス。
  
<第2作目>『報復ふたたび』(原題 Last Witness)、ヴィレッジブックス、発行2005/11/10、488ページ

報復ふたたび2005年

〔出版社提供のあらすじ〕
あれから3年――。悪夢のようなキューピッド事件も人々の記憶から薄れつつあった。だがマイアミで事件の起こらぬ日はない。恋人ドミニクとの平穏な暮らしを手に入れた地方検事補C・Jは、その夜も事件発生の報せに叩き起こされた。現場へ急行した彼女を待っていたのは、キューピッド犯を逮捕したチャベスの凄惨な死体だった。まさかあの事件のせいで? 不安にかられるC・Jに追い討ちをかけるように、当時の関係者が次々と殺されてゆく。悪夢ははまだ終わっていなかったのだ! ふたたび追い詰められてゆくC・Jを襲うさらなる恐怖とは? 前作を上回る戦慄で迫るジリアン・ホフマン最新作。

<第3作目>『報復、それから』(原題 The Cutting Room※)、ヴィレッジブックス、発行2013/04/20、 616ページ <---文字サイズは中程度で長編ではない。
※編集室という意味

報復それから2013年

〔出版社提供のあらすじ〕
マイアミで発見されたレイプ惨殺死体。硫酸で焼かれた唇は笑みを浮かべ、首には「Z」の焼印が残されていた――。やがて名家の息子が逮捕されるが、その直後、類似の犯行を示す映像が母親に送られてくる。検事補ダリアと事件を追う刑事マニーは、収監中の死刑囚キューピッドが語った陰惨な殺害シーンを鑑賞するクラブの存在を思い出す。その頃、逃れられぬ闇に苦しむC・Jは……。


第1作と第2作は継続性が強い作品であるが、第3作は半分程度が主人公は別の女性検察官であり、独立性が強い作品とも言える。

訳者の吉田利子氏は、40歳になってから翻訳業に転身したらしい。
  
  ∞ ∞ ∞  
  
【注】日本語版を出していた文庫(ヴィレッジブックス)は、出版事情から文庫の発行方向がエンタメ系に変更した感じです。この著者の続編は、ここからはもう出ない印象。

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最終更新日  2020年10月17日 11時22分29秒
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