菌糸交換
12月・1月に2本目を迎えた個体を中心に菌糸交換を行いました。昨季は忙しく採卵が遅れる、新しい温室の使い方が不慣れで、早期を出すなど、苦戦を強いられてきました。なんとか温室の状態は多くの犠牲を払って把握してきました。冬はうまく空気を回さないと部分的に30度となってしまうようで、空気の流れと設定をうまく調整することで、18度前後をキープ(一時的に23度になってしまう箇所あり)できる(それしかできない)ことが分かりました。うちの環境では、冬の管理がかなりポイントとなりそうです。当然、菌糸の劣化も激しい場所が出てしまい、想定していた”劣化予測”が外れた場所に置いたものは大幅体重減少を招きました。期待しない個体をダメなところに置いていたのですが、もう交換する気はなく、800cc2本羽化を予定。一部は常温にしてしまいました。羽化第1号の久留米もいきなり羽パカで幸先悪いスタートとなっています。メスは良さそうなものもいるので、来期頑張ってもらいましょう。採卵遅れた組で、すでに不全で落ちている♂がちらほらいます。サイズは小さいので、完品は大切に飼ってくれる子どもにあげる予定です。さて、(一応)本命たちの菌糸を交換しています。交換したものの管理表をアップしてみたいと思います。前回の見え方を参考に多少修正を加えた(つもり)ものです。ほとんどがオスで一部メスを交換。残りのメスは来週交換予定。10月組はおそらく7月には羽化してしまうと思いますので、サイズがどうなるのか・・・成熟が不十分な個体も出そうな予感・・・