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◆乗り鉄の旅〈その4〉予讃本線・内子線(内子駅)
内子の歴史的な町並みは、駅から徒歩10分くらいのところにある。 一歩、通りに足を踏み入れると、せっかくの歴史ある街並みが林立する電柱に圧倒されているという残念な状況。 江戸時代の建物だけでなく、モダンな建物もある。 ももともとは、昭和11年に内子警察署として建てられた建物は、現在は、「内子町ビジターセンター A・runze」として使用され、観光案内所などが入っている。 第一地銀さんの支店もおしゃれな外観。 平日と言うことで観光客はまばら。 ぶらぶらと歩いていると、建物の中から何やら視線を感じる。 「商いと暮らし博物館」の建物をのぞき込むと、蝋人形さん。背筋がぞくっとする。 表の通りを若いお母さんが子供二人と散歩していた。こども一人はベビーカーの中、もう一人はお母さんに手を引いてもらって。 突然、ベビーカーの子供が激しく泣き始めた。そして、上の子には、お母さんが「そっちを絶対に見たらだめ!」と強く言い聞かせている。 蝋人形と目が合ったのだろうか?無表情な蝋人形のあまりもの迫力に圧倒されたのかもしれない。 空腹も限界となったため、ここで遅めの昼食をとることに。 ご馳走を食べて、その画像を撮って家族に自慢しようと、入る店の候補は事前にリサーチ済みだったけれど、 第一希望は、こだわりのそばの豪華なランチをと「下芳我邸」。古い商家を改造して、雰囲気も良さそうなので、期待に胸が膨らんだ。 http://www.shimohagatei.com/index.html しかしながら、店の前に来ると「定休日」・・・。平日だもんなぁ~。 こんなこともあるだろうと、第2希望までは調べていた。ということで、鯛めしで妥協しようと「吉長」に向かう。 http://www.yoshityou.jp/index.html しかし、ここも「本日休業」。 次第に焦りの色が・・・。 もう捨て鉢になりそうだが、せっかく内子まで来たんだからと、気を取り直して、「うちこうまいもんまっぷ」で調べて、同じ鯛めしの「りんすけ」に向かう。 http://www.cnw.ne.jp/~utupun/rinsuke.html またまた、「定休日」。負の連鎖を断ち切れない。 こういうときにサッカーのサポーターには、便利な言葉がある。「アウェイの洗礼」というやつ。(笑) ということで、営業中の「米屋(よねや)」に入る。 http://www.we-love-uchiko.jp/lunch/1490/ 海鮮丼が人気のようだけど、あえて、「さつま汁定食」。 さつま汁は、宇和島に古くから伝わる魚と味噌を使った郷土料理。 http://www.tabinanyo.jp/gourmet/detail/gourmet_id/116 鯛を焼き、すり鉢で丹念にすり下ろし、焼き味噌と鯛の骨でとった出汁を合わせ、刻みこんにゃくと薬味(みかんの皮、ゴマ、ネギ、刻み海苔)を加える。冷たい汁だ。 これを熱々のご飯の上にかけて食べる。見た目がもう一つなので、家族に画像を送って自慢はできないけれど、なかなかいい感じだ。 内子といえば、大正5年に創建された芝居小屋「内子座」が有名。 JRのフリーパスの特典で、入場料が400円→300円となる。 こういう木の温もりが感じられる劇場はいい。満席になると、すごい熱気に包まれるんだろうな。 二階席のホームゴール裏の位置にある座席から見た風景。 舞台が近く感じられる。 舞台の下の奈落にも降りることができる。 奈落の入口は、今日は愛媛FCさんにお譲りしたいところ。 内子での滞在予定時間は1時間45分。食事の場所を決めるのに時間がかかったため、時間があっという間になくなってしまい、あわただしく内子駅に戻る。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017年05月20日 01時35分54秒
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