中国の南の地方や、香港、シンガポールの食べ物が好きなのですが、
そんな私のことを聞いた香港人の知り合いが、
「ぜひ、連れて行きたい。」ということで、飯田橋のとある香港カフェに連れて行ってくれました。
「贊記茶餐廳」(カタカナ読みでは、「チャンキチャチャンテン」になるそうです)
中に入ると、壁に貼られている広東語のメニューに、
ホールのお姉さんも広東語を話しており、期待も高まります。
香港式ミルクティーをさっそく頼んでみました。
このミルクティーが、「そうそう、この味!」と思える中華圏で飲む味。
普通の日本で飲むよりも、かなり渋みの多い紅茶に、甘みがたっぷりで、けっこう好きなのですが、
いつも、思うんだけど、何が違うんだろ?
カヤトースト(シンガポールによくあるココナッツが入ったジャムみたいなのをつけたトースト)も頼んでみると、
お皿に、それだけがぽんっと乗ってて、
飾り気がないこの気さくな感じが、香港の日常によくある感じでいいネ~!
お茶を飲んで、一息ついてみると、
周りで長居している人たちが、みんな広東語を話していることに気づきました。
それも、若者からおじちゃんまでいて、気軽にひょこっとここに寄った気楽な感じ。
その雰囲気も含め、なんだか、日本にいる気がせず、面白かったです。
私、こじゃれたカフェも好きだけど、
やっぱり、こういう中華系の気軽な感じのお茶するところが好き。
お茶が飲めて、甘いものだけじゃなくて、ごはんも食べれて、
なんだったらお酒もおいてあって(この店はなかったけど)、つまみもあって、
朝ごはんから、夜遅いごはんまであるようなところ。
そこで、対立しあう道場の下っ端どうしのけんかが始まり、
たまたま、そこでお茶を飲んでたジャッキー・チェンが立ち上がり、けんかの仲裁に入り...
ん~、香港映画の見過ぎ...
コーヒーと紅茶を混ぜた飲み物もあって、
そうそう、コレも好きなんだよね~なんて思いだしてたら、
テーブルにこんな張り紙がありました。↓
「これは、コーヒーと紅茶を混ぜた信じられない飲み物だが、意外においしいのだから、
世の中分からない。」
ふっ、
「世の中わからない。」
このフレーズにひかれて、写真とっちゃった!
まさかの言い切りが、いいネ~。