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カテゴリ:時事ネタ
最近、年金問題の話題が連日マスコミでよく取り上げられています。
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/annuity/ 今朝もサンプロなんかでやっておりました。 年金問題自体は、何年も前から取りざたされていますが、最近の5000万件の宙に浮いた年金とか、払っているのに年金が満額もらえないとか、そういう話を聞くにつけ、改めてこれまでの年金行政がどれだけ杜撰だったか、というのが改めて思い知らされる感じです。 主にオンライン化のときのデータの移し変え作業時に、上手く整合性が取れない、そして、データの整合性が取れない状態にもかかわらず、古いデータを捨てちゃった、というのが最大の問題のようなのですが・・ これが事実なら、もう国による詐欺行為としか言えません。 国が国なら、クーデターが起こってもおかしくない様な気がします。 そういえば、自分のことで言うならば、10数年前に、なぜか国民年金払え、という葉書が来たことがあります。 その当時、既に今の会社に入社していて、厚生年金を払っているのにもかかわらず、です。 その葉書は、近所の市役所の支所に持って行って、引き取ってもらった記憶があります。 今考えると、それも情報管理の杜撰さの表れだったんでしょうねぇ。 こういった年金事情がこれだけ騒がれ、国会でも散々議論されているのに、肝心の社保庁の幹部が出て釈明するとか、謝罪するとか、そういうのは未だ持って一切無く、当事者がどう考えているのか、全く分かりません。 民間企業ならば、経営陣が土下座で謝罪して総退陣、とかになりそうな感じなんですが。 社保庁ってすごいですね。 また、政府の対応もちょっとどうかと思わせられます。 最近の安倍さんや片山さんの主張は、どうにも選挙対策の付け焼刃としか思えない反論しかないような。特に、”オンライン化をしたときの厚生大臣は、菅さんだった!”と声高に叫ぶ様子は、もう驚きを通り越してあきれました。 正直いって、セコイです。 いくら反論が苦しいからとはいえ、天下の与党自民党がこんなことしか言えんとは・・・ 選挙しか見えてなくて、選挙まで時間も無くて、なりふり構っていられない、ってのが、余りにもありありと感じられて嫌なもんです。 どうせ選挙対策なら、もう少し、この主張は国民がどう感じるか、とか考えてから言って欲しいです。 そういう国民感情も忘れてしまったのかなぁ、政府の人は。 もし、最近の主張で国民が納得する、と本気で思ってるようなら、余りにも国民をバカにしすぎですな。 まあ、私の世代は、恐らく年金なんでもらえないだろう、とあきらめてる人も多いです。 私もその一人ですが。 こういった管理の杜撰さの問題が出てくると、より一層その思いが確たるものになりそうです。 せめて、多少は希望が持てるように、過去は過去で反省し、これからはキッチリと検討、対応しますよ、という姿勢くらい、政府や官庁は示して欲しいものですな。 もう、そんなことは十分やってますよ、とどうせ言うんでしょうけど・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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