『篤姫』第15回「姫、出陣」
2008年『篤姫』第15回。。斉興とお由羅は高輪にまだ健在。。斉彬と斉興の対立のしこり。その飛び火が篤姫に。。斉彬の嫡男・虎寿丸とは本当の姉弟のようになった篤姫。西郷はお庭方にと取り立てられていた。篤姫の輿入れ道具一切を斉彬から任せられた西郷。「無理」と言って叱られる。篤姫と西郷も再会。西郷の肩に乗って喜ぶ虎寿丸。尚五郎と大久保は、その西郷の取立てをうらやましく思う。日米和親条約の締結にご立腹の、攘夷派である孝明天皇も登場。と思ってたら。。虎寿丸が亡くなった。。ショックを受けた斉彬も倒れる。。一同の祈祷も虚しく、斉彬の病は長引く。。その噂の届いた薩摩では、お由羅による調伏だと騒ぎ出す面々が。。お由羅を討とうとする動き。その企みに西郷も。。しかし斉彬はそれを察知し止める。でも江戸の薩摩藩邸内でも、その呪詛の噂。篤姫は、その真相を確かめようと、斉興の屋敷を訪れることを画策する。。そして、西郷を警護にし、高輪の屋敷へ。。さすが篤姫。本人に対して呪詛の噂を言っちゃうんですから。。でも、泣きまね?のお由羅。篤姫の方が一段上手のようですねぇ。。懐に飛び込んで太い釘を刺した篤姫。幾島との名コンビ。それを見守る西郷も良し。英姫も篤姫を認め始めている。。そして斉彬、快方へ。奥小姓ならびに御近習番となった尚五郎。ついに斉彬の側近くに仕えるお城勤めへ。。大久保の父の島流しも解けた。。2008年大河ドラマ 『篤姫』 第15回 「姫、出陣」 原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい ※正しくは山へんに「立」「可」肝付尚五郎(小松帯刀) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造■生家・今和泉島津家の人々お幸 … 樋口可南子■徳川家の人々徳川家定(徳川家祥) … 堺雅人■京都の人々孝明天皇 … 東儀秀樹■薩摩の人々小松清猷 … 沢村一樹有馬新七 … 的場浩司伊地知正治 … 三宅弘城大久保フク … 真野響子大久保利世 … 大和田伸也■薩摩江戸藩邸の人々英姫 … 余貴美子小の島 … 佐藤藍子川上筑後 … 岡本光太郎■鶴丸城(鹿児島城)の人々島津斉興 … 長門裕之お由羅 … 涼風真世島津斉彬 … 高橋英樹幾島 … 松坂慶子■幕末の政治家たち阿部正弘 … 草刈正雄徳川斉昭 … 江守徹■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)描き方が、このドラマらしいですねぇ。。西郷と虎寿丸のシーンとか。。なんか観ていて笑顔になってしまう。。西郷が江戸へ行ったことにより、薩摩での尚五郎の相手としての、大久保のポジションの重要度が大きくなりましたね。存在感が増しました。大久保という人を、これから先、重要な役柄にしていくために、一歩踏み出しましたね。今日になって強く描かれ始めた人間関係。肝付尚五郎⇔大久保正助。島津斉彬⇔西郷吉之助。篤姫と斉興・お由羅の対決も、胸がスッとしましたねぇ。。勧善懲悪ってのは歴史の描き方として正しくないと思うけど、ドラマには、そういう部分が必要ですからね。篤姫の成長もハッキリと感じられましたからねぇ。。少し心配してた先々の宮崎篤姫に対して、期待が今回は色々な意味で、この先の篤姫への重要な回だった気がします。今日は楽しめた。だから、ちょっと頑張ってレビューを書いた。次回、第16回「波乱の花見」→人気blogランキング