『篤姫』最終回(第50回)「一本の道」
大奥を閉じるのが私の役割であったと申すのか。。第16代当主徳川家達は駿府へ。明治となった年の暮れ。。パルファム→Perfume香水。。天璋院らのもとに勝が鮭を差し入れに。酒も。本寿院は相変わらず元気。旗本たちはそれぞれ新しい暮らしを。。亀之助→家達は武芸・学問に。新政府の動き。中心となるのはやはり薩摩。。 鶴丸城。 帯刀が久光に版籍奉還を献案。 帯刀が、まずみずからの屋敷を返上すると。 小松家代々の祖先に対し。。 過去に囚われていては新しい日本はつくれません。 何卒、お願い申し上げます! 承諾する久光。そして一任。 久光はいまだ西郷・大久保らを軽輩と。。 帯刀は退出。 久光は兄・斉彬を思う。。 西郷は新政府を離れ薩摩に帰っている。 小松帯刀は大坂で病気療養。。 医学校で西洋医学の治療を受けていた。天璋院は。。来客。薩摩からの。母・お幸と兄・忠敬。於一。。 母上。。兄とも。しのも。兄に酒を注ぐ天璋院。亡き父・忠剛を思う。。(その後、お幸は薩摩で60年の満ち足りた人生を終える。) 太政官。大久保。そして岩倉。帯刀。 廃藩置県を推し進める。。 人望厚く力のある人物。。西郷。。 病床の帯刀。 対立する西郷と大久保を心配しつつ。。 吐血。。遠く東京で祈る天璋院。。お守りを手に。。 帯刀もお守りを握り病床。。 お近も大坂へ。 お琴が文で報せた。 しっかりとお琴の存在を認めたお近。天璋院は。。 帯刀の容態は間もなく悪化。。 お近に頼み。。 安千代を小松家の当主とし、 お前の手で、薩摩の地で育てて欲しいのだ。 琴も納得してくれている。 最大の感謝をお近にし。。 お近は笑顔を返し。。 帯刀は楽しいい人生であったと、 素晴らしい日々であったと。。 別れなのだ。 あとを頼むぞ。 近。。 小松帯刀、逝く。 享年36。大久保利通が洋装で天璋院に。。お伝えしなければならないこと。。薩摩の大久保正助として。。小松様が、亡くなられてございもす。7月20日。36歳の若さで。。最期まで日本の未来を案じていた。。大久保は、その意志を告ぐ覚悟。。呆然とする天璋院。。尚五郎との思い出。。 鹿児島。 西郷のもとに小松帯刀からの文。 そこに大久保。 かつての友。。 それを再び向かい合わせた帯刀の文。 2人が力を合わせなければ。。 西郷隆盛、中央政界へ復帰。家達が東京へ。天璋院、母として、祖母として家達を教育。勝の来訪。身分制度の廃止など。。維新。。西郷の苦悩。。岩倉、大久保、木戸は海外へ。留守を任された西郷。そして、その2年後の明治6年。西郷は天璋院のもとへ。別れの挨拶。。西郷、薩摩に帰ると。やはり政治は向いていないと。。自分がいると大久保が思い通りに政治ができんと。。自らを古い男と。。大久保とも衝突すると。。小松がいてくれればと。。西郷は今でも唯一無二の主君は斉彬のみと。。和宮が東京に戻ってきた。再会。本来なら自分が家達の教育をすべきなのに、天璋院へ押し付けてしまい。。と静寛院。そこに家達。天璋院と静寛院。勝を伴ない2人揃って芝居見物。どっちが給仕をするかでもめる2人。そして、しゃもじを、もう1本。和宮は亡き家茂を思う。。(和宮は32歳の若さで亡くなった) 大久保は清国に出向き。。 富国強兵。。家達、近衛寛子と結婚。家族が増えた天璋院。そこに滝山らが祝いを述べに。滝山は養子を迎えたと。重野も来訪。そして皆で記念撮影。。 明治10年。。 西南戦争。 西郷隆盛、切腹。 明治11年。 東京・紀尾井町。 大久保利通、暗殺される。天璋院のもとに薩摩からの文が。お近から。。帯刀が残した香木。。皆の思い。。そして五年後。。天璋院は縫い物を。そこに勝が。家達と寛子の子のため。ひいおばあさんの天璋院。徳川の家族は続いていく。。家定の思い。。天命。。果たすべき何か。。そして。。穏やかな表情で、明治16年11月20日、天璋院は眠るようにこの世を去った。享年41。2008年大河ドラマ 『篤姫』 最終回(第50回) 「一本の道」原作 … 宮尾登美子脚本 … 田淵久美子篤姫(天璋院/於一) … 宮崎あおい ※正しくは山へんに「立」「可」小松帯刀(肝付尚五郎) … 瑛太西郷吉之助(西郷隆盛) … 小澤征悦大久保正助(大久保利通) … 原田泰造■生家・今和泉島津家の人々島津忠剛 … 長塚京三お幸 … 樋口可南子島津忠敬 … 岡田義徳■徳川家の人々徳川家定 … 堺雅人和宮(静寛院) … 堀北真希徳川家茂(徳川慶福) … 松田翔太■江戸城大奥の女性たち幾島 … 松坂慶子滝山 … 稲森いずみ本寿院 … 高畑淳子唐橋 … 高橋由美子重野 … 中嶋朋子■京都の人々岩倉具視 … 片岡鶴太郎お琴 … 原田夏希■薩摩の人々お近 … ともさかりえ■鶴丸城(鹿児島城)の人々島津久光(島津忠教) … 山口祐一郎島津斉彬 … 高橋英樹しの … 小林麻子■幕末の政治家たち坂本龍馬 … 玉木宏勝海舟 … 北大路欣也■語り語り … 奈良岡朋子 →公式サイト(NHK)何も言葉で感想を書けない。。久々に、心から大河ドラマを堪能した。そんな1年間でした。今の思考能力で言葉にすると安っぽくなりそうなので、やめにします。次回、総集編(12月26日)そして2009年大河ドラマ『天地人』(妻夫木聡=直江兼続)。楽天広場テーマ『天地人』→人気blogランキング