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2005年08月23日
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下記の記載してますが、8月3日西日本新聞の記事からですけど、

7河川で環境ホルモン 九地整調査 04年度「微量、危険性ない」

この発表には何の信憑性すらありませんよね。調査した12河川中
の7河川において、環境汚染物質が明らかに検出されたこの事実、
これってものすごく恐ろしいことではないでしょうか?
それもたった1箇所でしか検査していないのはなぜなんでしょうか?
わたし達の飲み水になるダムの水質調査や、河川合流部とか、家庭排水
との合流部とか、徹底的に調査すべきだと思います。

わたし達の生活に欠かせない河川の環境汚染。この日本においては
環境ホルモンに対して、未だに国の明確な環境基準値はありません。
ヨーロッパ諸国の環境基準値に比べると、かなり高めで甘~い基準設定
にしているのに、平気で「微量、危険性ない」と勝手な判断を下すのは、
なぜなんでしょう?
合成洗剤に含まれる危険な環境ホルモン物質が容易に見つかっているのに、
それを取り締まり、安全な洗剤作りをなぜ行政は指導していかないのか?
これほどまでに、有害化学物質過敏症、アレルギー疾患患者が増加し
続けている日本なのに、厳しく取り締まることをなぜしないのか!

日用品メーカ、化粧品メーカ、医薬品メーカは、一番利権の絡みやすい、
天下りしやすい業界でもあります。そして、もっとも広告費(CM)を
ばら撒いているのも、これらの業界団体であります。
わたし達の体を蝕み、自然環境をことごとく破壊し尽くして、わたし達
の健康を食い物にして、大きな利益を得ていることになりませんか?
実に悲しい現実ですね!!


7河川で環境ホルモン 九地整調査 04年度 「微量、危険性ない」
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 国土交通省九州地方整備局は二日、二〇〇四年度に九州の一級河川二十のうち十二の河川で実施した「内分泌かく乱化学物質(環境ホルモン)調査」の結果を発表した。七河川で環境ホルモンを検出。このうち肝属川(鹿児島県)と嘉瀬川(佐賀県)の二河川で、国交省が各物質ごとに注意すべき基準値として設けている「重点調査濃度」を超える数値を検出した。同整備局は「全体として検出は微量で緊急的な危険性はないが、今後も継続して調査を進める」としている。

 環境ホルモンは、動物の体に取り込まれた場合に、正常なホルモン作用に影響を与える物質とされる。現在、国の環境基準値はないが、国交省は〇二年度から全国の河川で本格調査を行っている。九州地方整備局は今回も含めて延べ二十八河川で調査を重ねており、〇二年度は三河川、〇三年度には四河川で環境ホルモンを検出した。

 〇四年度の結果では、人や動物の尿に含まれる環境ホルモンの「エストロン」(重点調査濃度一リットル当たり〇・〇〇〇五マイクログラム)を肝属川、白川(熊本県)、矢部川(福岡県)、筑後川(同)、六角川(佐賀県)の五河川で検出。肝属川では同濃度の一・六倍となる〇・〇〇〇八マイクログラムの数値が出た。

 嘉瀬川では、洗剤の原料に含まれる「ノニルフェノール」と「4―t―オクチル
フェノール」が検出され、ノニルフェノールは重点調査濃度(一リットル当たり〇・三〇四マイクログラム)の約三倍の〇・九三マイクログラムだった。大淀川(宮崎県)の川底に堆積(たいせき)した土砂(底質)からは「ベンゾ(a)ピレン」を検出した。

 調査は各河川の海の潮流の影響を受けない最下流の一カ所で取水して実施。〇五年度は、〇四年度に重点調査濃度を超えた二河川を含む計十の一級河川で調査を行う。
(西日本新聞) - 8月3日2時9分更新







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Last updated  2005年08月23日 07時45分42秒
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