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2008年06月21日
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カテゴリ:独身生活日記
ずっと気になっていた城山三郎氏のこの本。
今日やっと読むことができました。



奥様とのはじめて出会ったとき、
「妖精が天から降りてきた」と思ったとのこと。
戦争を体験し、この世代の男性はそういったことを
あまり思わなかったり、思ったとしても
口に出すことはほとんどないというイメージがあるので
結構衝撃でした。

それほどまでに愛した、奥様との、出会いから
結婚、新婚旅行のエピソード、新婚時代のこと、
初めて賞をとったときのこと、子供のこと、
取材旅行のこと、奥様との想い出が、愛情たっぷりに
たくさん書かれています。

後半は涙が止まりませんでした。
あのとき異変に気づいてあげてれば・・・という後悔。
闘病生活のこと、家族の絆、遺されてからのこと・・・

最後に、娘さんの文が数ページにわたって載っています。
その文章にも、涙があふれてきました。

文字も大きめで、とても読みやすく、おすすめです。










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最終更新日  2008年06月21日 21時35分48秒
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