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カテゴリ:読書・コミック
BE×BOY COMICS リブレ出版
地元では手に入らなかった本をやっと買いました 同じ出版社から出ている『黒の騎士-運命の手-』は購入できたのに 『番人』は影も形も無いとは、何とも不便なものです 国枝彩香先生は坂井久仁江というお名前も持っていますが、 諸事情により(?)二つのPNを駆使されています。 それで、久々の新刊です。 表題作の「番人」他「Show Me Heaven」「空の裏側」 そして「めぐり逢い…COSMO」の4編が収まっています。 表題作はシリアスなもの。兄と血の繋がらないアルビノの弟 弟を「番人」の青年の複雑な心理が描かれた作品。 シリアスなものは、リアルすぎて少し怖いです 今回は「番人」と「空の裏側」がそれで、 「Show Me Heaven」には、リアルな部分と お伽話的なふんわりとした部分が混ざっています。 私は、国枝先生の作品では、救いのあるものが好きです バツイチの主人公(男)が小学生の娘と面会日をすっぽかされて 軽薄そうなイマドキの男と娘と行くはずだった遊園地まで連れて行ってしまう 文で書いてみると味気ないです 主人公は普通の、本当に普通のお父さんですが、会話が少々苦手。 奥さんとも会話のキャッチボールができなくて、離婚した様子。 それで、娘とも義務感で会っているのだろうと言われてしまう位、不器用です。 それが、イマドキの男の子と1日過ごして、分かって行くという。 これから、彼の努力で、みんなが普通の幸せを掴めるだろうなという 未来を感じさせる終り方でした。 「めぐり逢い…COSMO」は先日CATVで見た「機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙」を思い出しますが、全く関係ありません。 国枝先生初の S F 作品で、最初で最後と言わしめた作品です。 受けはともかく、攻めの顔を見た途端に噴きだしてしまいました う~~~ん、漫画家は偉大ですσ(・´ω・`*) そして、なによりこの先生のあとがきが秀逸なのですよね~! いつも、収めた作品のすべての解説をやってくださいます(´∀`*) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.11.04 20:19:45
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