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カテゴリ:感じたこと・知ったこと
もう1つのブログで「動き出してからが大変」と
言う記事を書きました。でも書いた後に少しだけ 違和感を感じてしまい、でも削除するほどでも無く たしかに自分の正直な気持ちを書いたつもりだから そちらはそのまま置いておく事にします。 で、その続きをこちらに書いてみる事にしました。 長い間動きが無かった子どもがやっと動き出す。 やはりそれは親としては嬉しい事だと思います。 安心もするでしょう。私もそうです。 ただそれだけで手放しに喜べるものではない。 子どものアップダウンに付き合って、一喜一憂 してしまわない様に踏ん張る覚悟。 でもね、一喜一憂はしちゃいます。正直なところ それを表情に出さない様にする事は少し上手に なりました。あと、子どもの気持ちを想像する 余裕の様なものも出来てきたかな?間を取ると 言うか距離感を持つ。目の前に居ると本当に難し いことだけど。 そして1番大変かな?と私が感じてるのは、親で あり続ける覚悟です。子どもを絡め取って自分が 安心する様にするのではなく、大らかに見守り、 何処までも信頼を寄せて行けるか?と言う覚悟を 持ち続けられるかどうか。 自分は自分。子どもは子ども。何方も大事に丁寧 に尊重していく。それは人間関係全般に言える事 だと思いますが。 そんな事を考えていたら、過去の読書記録のノート が出て来て。何となく開いたページにこんな事が 書かれて居ました。小川洋子さんの「とにかく散歩 いたしましょう」の中にありました。 穂積さん(歌人穂積弘)はお母さんを亡くされた 経験について無償の愛が出ていた蛇口が止まった ようであり「人を何人殺してもあなたはいい子」 と言ってくれる人がいなくなったと表現している。 ー中略ーここで春日先生(精神科医春日武彦)は 家族病理に多く接してきた立場から自立の重要性 を説く。親子関係が健全であればあるほど子供は スムーズに家族から脱出していき、病理性のある 砦が最後まで残る。ー中略ー子どもが自分の身を 自分で守るすべを獲得すれば、あとはもう親の 役割などほとんど残っていないも同然である。 ー中略ー死に際して動物は決して取乱したりしま せん。 これらを読んで今感じるのは「無条件の受容」と 「条件付きの受容」、「慈愛」と「渇愛」、 「執着を手放す」など色んな言葉が浮かんできま す。精神科医の方のお話は、子どもの資質もある から、一概には言えないとも思いましたが。 今1度自分にも問うてみたいです。 覚悟はありますか?って。 娘のリクエストで作ったパンプキンプリン。 覚悟とは関係無いけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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