スプレーガンが使えない・・・
先日、革シートのリペアをしたお客さんからの紹介で、ちょっと遠い場所までダッシュボードの修理に行ってきました!13時にお伺いする予定だったのですが、その日は夕方から天気が悪くなる予定だったので、早めに作業を開始させていただきたかった為、12:30くらいにお伺いさせていただきました。現地で実車の痛んでいる部分を確認すると、フロントガラスに近い部分が割れて盛り上がっていました。ちなみに、こんな感じでした。この場所だと、割れた部分の補修は出来るのですが、スプレーガンが使えない為にきちんと塗装が出来ないので、補修しても完璧ではないことをお伝えしました。ですが、お客様の要望として割れている状態より良くなればいいとの事でしたので作業を始めました。いつもと同じ様にクリーニングから初めて、割れた部分を接着剤で補修して今回は特に傷の部分以外を傷つけたく無かった為、リューターを利用して表面の下地処理を行いました。問題はその後です。どうやっても、スプレーガンは使用不可能なんですよね・・・。下地処理で削っている時から悩んでいたのですが、結局スポンジで色を入れていくことにしました。というか、これ以外に方法がありませんでした。。。ただ、色を入れただけだと塗装部分のみ艶があるのでやっぱり目立ってしまう為、こちらも本来はスプレーする艶消し剤をうすーく塗ることにしました。で、最終的な結果はこんな感じです。何とか、あまり目立たなくなりました。後の問題は耐久性だけなんですが、たぶん大丈夫だと思います。やっぱり、こういう部分のスプレーの為にも、エアーブラシが欲しいかな?と思った私でした。